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東京新聞12/19二人が選ぶ今年の10冊に

東京新聞12月19日夕刊「文芸この1年 対談」の二人が選ぶ今年の10冊に安藤礼二さんが『ウラミズモ奴隷選挙』を挙げています。
東京新聞:文芸この1年 佐々木敦さん×安藤礼二さん 対談(上)
東京新聞:文芸この1年 佐々木敦さん×安藤礼二さん 対談(下)
佐々木 第百五十九回芥川賞の候補作「美しい顔」の問題にも触れたい。東日本大震災で家族を失った少女を主人公にした小説で、ノンフィクション作品との類似表現が問題になりました。デビュー作だった北条裕子に脇が甘いところがあったのは事実。この作家は二作目が書けるかどうかが勝負でしょう。

安藤 震災を題材にしたのが全ての原因だと思います。歴史を描くか、フィクションを描くか、位置取りが明確でなかった。震災は非常に強いリアルなので、題材にするにはたいへんな覚悟が必要。

佐々木 確かに、本人も被災地に行かずに書いたと公言していて、盗作疑惑がなくても批判される可能性はありました。ただ、それでも擁護したいと僕が思うのは、あれが新人の第一作だったからです。推測するに、彼女はテレビ報道で震災ポルノ的なものを見て、心の底からムカついたんだと思う。だから主人公の少女はやっぱり作者自身なんです。その個としての切実さは認めたい。

安藤 でも、震災を文学に利用しては駄目ですよ。確かに、文学作品は究極の反社会性を持たざるを得ないところがある。笙野頼子の『ウラミズモ奴隷選挙』には、男性の痴漢する自由が、『新潮45』問題の起きる前にパロディー的に嘲笑されています。ただ、彼女は自分が言葉の暴力を行使しているということに自覚的。作家は言葉の暴力にあらがうと同時に、その主体であることを踏まえ、それに伴う責任を引き受けなければいけない。

佐々木 そうしないと批判する側が批判される側になってしまう。文学がいや応なしに、かつてとは違う形で社会性を獲得した年とも言えます。

朝日新聞・赤旗・共同通信の文芸時評に「返信を、待っていた」

朝日新聞12月26日(水) 磯崎憲一郎さんの文芸時評「作家の生き様 具体性・身体性の積み上げ」に笙野頼子「返信を、待っていた」が取り上げられています。
(文芸時評)作家の生き様 具体性・身体性の積み上げ 磯崎憲一郎:朝日新聞
 笙野頼子「返信を、待っていた」(群像一月号)の中で作者は、自分より一回り年下の、会ったことは一度しかないが以降も交信は続いていた、ある女性作家の死を、亡くなって半年以上が過ぎてから知る。「人の痛みの判る、しかし自分の事は他人事のように言ってしまう、それで誤解されるかもしれないやさしい人物」であった彼女もまた、作者と同様に、ある難病と闘っていた、なのに幾度かの無神経な応答をしてしまったことを作者は今更ながらに悔いる、そしてTPP批判小説を発表しデモにも参加した、作者の造語を悪用していたネット上の女性差別に対しても抗議した、愛猫を亡くした失意の中で貰い受けた病気の猫の看病に尽くした、この一年を振り返る。「桜の花が破滅に見えるような嫌な四月」「泣くのではなくて、何か家の中が雪山のようになった」「それでも、怒りを維持する事で生命を維持している」。憤りと悔いと混乱、病気、束の間訪れる歓び、絶望と希望を人間は生きている、その人間の生活を脅かす権力と、作者は徹底して対峙する、それは政治的信条である以前に、一人の芸術家としての生き様なのだ。その揺るぎなさに胸を打たれる。まさに絶望の中で希望を見て生きる姿が胸にきます。
その後に続く文学界一月号対談がえげつない。
「『平成』が終わり、『魔法元年』が始まる」と題された対談(文学界一月号)で落合陽一と古市憲寿は、間もなく終わる平成の次の時代について話し合っている。視覚や聴覚に障害がある場合でもテクノロジーによってハンディが超克されるような、「差異が民主化された世界」が実現するという予見が提示された後、話題は超高齢化社会と社会保障制度の崩壊へと移る。古市は財務省の友人と細かく検討したところ、「お金がかかっているのは終末期医療、特に最後の一ケ月」であることが判明したので、「高齢者に『十年早く死んでくれ』と言うわけじゃなくて、『最後の一ケ月間の延命治療はやめませんか?』と提案すればいい」「順番を追って説明すれば大したことない話のはずなんだけど」といい、落合も「終末期医療の延命治療を保険適用外にするだけで話が終わるような気もす…

群像1月号に新作短編、民主文学1月号にエッセイ掲載

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12月8日発売の「民主文学」2019年1月号に笙野頼子さんのエッセイ「山よ動け女よ死ぬな千里馬よ走れ」が掲載されています。
「文学は激変する社会状況に対し何が出来るのか」
(1)「ひょうすべの国」「猫キッチン荒神」をなぜ描いたか。
(2)現代における文学の役割をどう考えるか。
(3)現代の政治状況について、作家の立場から批評を
という編集部の質問に対して、サービス全開で答えて行きます。10ページかけて。
うちら文学者は別に面接に来たのでないよ。それなのに? 何が? できるか? だって。
民主文学に出来る事? それならばさくっとクソバイスでもなんでも言えるけどね。例えば幟を肉球新党のような素敵なのにしたら? とか。
でも今主語と質問者の関係さえとても曖昧だ。そもそも文学に出来ない事なんてあるんですかね?だってすごいですよ、この文学という馬は、いわば、千里の馬。
どんなに時代が激変しようがしまいが要するに文学は万能、死なない馬。言葉がある限り始まりがある限り疑問とともにやって来て、育ってしまう馬。それはしかも一日千石の食物を与えれば千里を走る馬だ。でもあげなければ普通の馬にもおとるとどこかに書いてあったよ。肉球新党ww でなくて。群像といい、新年号は「文学にできることは〜」と考えたくなるんですかね。
 女よ死ぬな! わたしはまず、自分が死ななくて良いように文学をやっている。
なので「選挙勝たないと」などと平気で行っている(文学の中でさえも)。
しかし森鴎外だって言ったはずだよ? 文学は何をどんなふうに書いてもいいものだと。
だからまたここに、最後に書いておく、能天気な希望? いや、イメージする事で前に進むんだ。
山よ動け、女よ死ぬな、千里馬よ走れ。文学も創作の一ジャンル、作りたいものをやりたい様に作ればいいのです。読者も自由な創作を待ってます。民主文学の会員さんもフリーダムにいきましょう。
笙野頼子『山よ動け女よ死ぬな千里馬よ走れ』(「民主文学」2019年1月号掲載)
さっそく馬場秀和ブログに感想がアップされています。仕事が早い!


12月7日発売の「群像」2019年1月号に笙野頼子さんの短編小説「返信を、待っていた」が掲載されています。
こちらは特集「文学にできることを Ⅰ〈短篇創作〉」5作品の一つ。他に
・「遺言」瀬戸内寂聴
・「鏡」日和聡子
・「21ピース 日曜日の人々…

『ウラミズモ奴隷選挙』電書版12/7より配信

笙野頼子『ウラミズモ奴隷選挙』の電子書籍版が12月7日より配信開始です。
Kindle版 ウラミズモ奴隷選挙 ¥2100
iOS版 ウラミズモ奴隷選挙 ¥2200
サイズ:3.8MB・288ページ
これで、どこへ出かけてもスマホがあれば読めるので便利ですね。

中日新聞12/2「藤沢周さんの3冊の本棚」と北海道新聞12/2に『ウラミズモ奴隷選挙』

中日新聞2018年12月2日(日)12面読書欄「藤沢周さんの3冊の本棚」に笙野頼子『ウラミズモ奴隷選挙』が取り上げられました。
東京新聞にも掲載されてるはず。紹介された3冊は以下。
・笙野頼子『ウラミズモ奴隷選挙』
・川内有緒『空をゆく巨人』
・山野辺太郎『いつか深い穴に落ちるまで』
新米のうまい季節ですなあ。中性脂肪は、はるかに基準値オーバー。「まあ、いいか」とむさぼりつつも、ふと、この米を作ってくれる農家の方々を想って、一瞬、箸が止まるのだ。例の環太平洋連携協定(TPP)批准やら紛争解決手続き(ISDS)条項、種子法など、一体どうなる? 一般国民にも当然響く。お国が現在・未来の国民を守ろうとしているとは、到底思えないのだ。
(1)笙野頼子『ウラミズモ奴隷選挙』(河出書房新社・ニニ六八円)の「痴漢国家・にっほん」は、「民を売り飛ばしたい、でも、金は残したい。しかしその金も大国に奪われる時は、無抵抗」。世界企業の植民地となった奴隷大国なのである。これ、ディストピア(絶望郷)小説だが、どう読んでも今現在の国としか思えぬ。そして、破廉恥国「にっぽん」から独立した女性だけの国「ウラミズモ」は、TPP等、国民無視の政策を良しとした男どもに、天誅の数々を下すのである。怖い、だが、痛快。つまりは、「にっほん」という権力に抵抗を試みる、希望の書でもあるからだ。「怖い、だが、痛快。」とは本書の特徴を端的に表現しています。正にその通り。
未来の話なのに「どう読んでも今現在の国としか思えぬ」から怖いのです。
短い文章の中、流れるようにあらすじとTPPの問題が指摘された素晴らしい書評。
ほっとWebHOME > 3冊の本棚
東京新聞ほっとWebに「3冊の本棚」のバックナンバー公開されているのですね。月末に本記事もアップされるかも。
東京新聞12月2日付けの「3冊の本棚」。数の力で強行採決ばかりの政権に、「喝!」の3冊であります。
・笙野頼子『ウラミズモ奴隷選挙』(河出書房新社)
・川内有緒『空をゆく巨人』(集英社)
・山野辺太郎『いつか深い穴に落ちるまで』(河出書房新社)+日上秀之『はんぷくするもの』(同) pic.twitter.com/RwTZJW2aMW— 藤沢周 (@Shu_Fujisawa) December 12, 2018

北海道新聞12月2日(日)に八木寧子さんの書評が…

赤旗日曜版12/2号笙野頼子インタビュー、日経11/19夕刊「ウラミズモ奴隷選挙」書評

日曜版「しんぶん赤旗」2018年12月2日(日)の29面に笙野頼子さんのインタビューと最新作『ウラミズモ奴隷選挙』の紹介が掲載されています。
日曜版「しんぶん赤旗」現政権を維持し戦争や原発再稼働招く 女性差別に怒り込め
TPP発効後の暗黒社会 長編小説『ウラミズモ奴隷選挙』 作家 笙野頼子さん

聞き手は金子徹記者です。
ネットでは、人間の欲望が垂れ流されています。ことに女性差別や女性攻撃であふれている。
なかには自称野党支持の勝手連が女性差別をして、それで選挙中にもネットで炎上している人々までいる。
とにかく今こそ女性の問題ですね。それなしには、反戦や反原発の運動も最後は与党に捕獲されて終わるだけです。
まず女性がうきうきして投票し、安心してデモにいける社会にする。それは、世の中をよくするためにも必要なんです。実際に女性差別する人らって、自由にデモや投票して欲しくない人達と被ってます。それを人権擁護側がスルーしてたら、権力者に捕獲されるのがオチですわな。
文学はある意味、万能です。まず題名だけでも『戦争を止めよう』とか『選挙』とか入っていたら、それだけで口コミで影響を与えられる。
アマゾンの作品紹介だけでも、TPPは危ないと伝えることは出来ます。そして読めば、『朝日』『読売』が書けないことも生々しくわかる一行程度だった内容紹介、最近はあらすじまで詳しく書かれると思ってたら、拡散の意図があったとは。
紹介文はAmazonだけでなく通販各社に載り、検索も上位。その拡散力は馬鹿に出来ませんからね。
文学の役割とは。
「まず、それ自体が奴隷にならないこと、自尊することです。多数派ではすくいとれない、ひとりひとりの事情を、共感をもって眺めていくのも文学の仕事です。権力者が恐れるのは、たたかう者の善意、そして弱者が希望を捨てないことなんです。諦めては駄目。さあ、TPPを脱退しましょう」諦めずに粘り強く行動する、ということですね。この本の紹介、気になります。
笙野頼子さんの「ウラミズモ奴隷選挙」
時間が出来たら読みたいです。
活動家には出来ない作家に出来る時代の警鐘。
何にせよ、赤旗はいいな~。 pic.twitter.com/EAjoHc414x— 味口としゆき応援サポーターズ (@aji_supporters) December 1, 2018

日経新聞11月29日夕刊の文化面、目…

赤旗11/25『ウラミズモ奴隷選挙』書評木村紅美さん

赤旗2018年11月25日(日)日曜版の文化面に笙野頼子『ウラミズモ奴隷選挙』の書評が掲載されました。
評者の木村紅美さんがTwitterに記事をアップしてくださっています。ありがとうございます!
11月25日付け「赤旗」に載った笙野頼子さん『ウラミズモ奴隷選挙』の書評です pic.twitter.com/sTZNlgBUgS— 木村紅美 (@waremokouko1) November 28, 2018
本書には、水源が世界企業に買い占められ、貧しい人は、川の水、それも汚れた「安い川の水」を買うしかなくなる、といった、グロテスクさにひりひりする近未来への警告が細部にまで無数に詰まっている。著者の小説を初めて読む人は、ジャズの即興演奏を思わせる、言葉と言葉が衝突し、うねりまくり、想像力を彼方へ飛ばし、一億総奴隷化との抗い方を探るリズムに巻き込まれてみてほしい。廃案に追い込んだはずの水道民営化法案が衆議院を通過したりしてる今こそ、グロテクスさにぞーんとしながら読めますからね。
女人国ウラミズモに対して男尊国「にっほん」と表記しているの、わかりやすくていいですね。

『ウラミズモ奴隷選挙』サイン本が書店に

笙野頼子『ウラミズモ奴隷選挙』のサイン本が書店に並んでいるそうです。
横浜のブックスキタミ港南台店と千葉のときわ書房志津ステーションビル店は写真をアップしてくれてます。
他の書店にも入荷しているかもしれませんよ。
この度、志津ノーベル文学賞に選ばせて頂いた『ウラミズモ奴隷選挙』。
本日なんと笙野頼子先生がご来店下さいました!
ご覧の最高超絶POPと特製オビ、そしてサイン本を頂いております。
なんだかこちらが頂いてばかりで恐縮ですが、笙野先生、誠にありがとうございました!(日)
#志津ノーベル賞pic.twitter.com/oXXe7gKC3P— ときわ書房志津ステーションビル店 (@tokiwashizu) November 13, 2018
笙野頼子さんの「ウラミズモ奴隷選挙」(河出書房新社さん)著者直筆サイン本入荷しました。 pic.twitter.com/Fy3BZeoRMQ— ブックスキタミ港南台店 (@kounanda_kitami) November 15, 2018

ときわ書房さんでは、なんと『ウラミズモ奴隷選挙』が志津ノーベル文学賞に選ばれています。
そして!本日選考委員のひとりである店長(日)による受賞作発表がありました。見てくださいこのシンプルなPOP。下手な言葉を費やす必要などない、読めばわかる。受賞理由など、読んだあなたが見つけられるはず。その力がある本たちだ。そんな想いをナカノヒト(関)は受け取った!!次はあなたが(文字数) pic.twitter.com/UPhhzcf2V2— ときわ書房志津ステーションビル店 (@tokiwashizu) 2018年11月9日
本家ノーベル文学賞ほどではないにしても、売れるハズですたぶん!

笙野頼子『ウラミズモ奴隷選挙』10/25発売&感想リンク

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笙野頼子さんから新刊『ウラミズモ奴隷選挙』をご恵贈賜りました。ありがとうございます!
装幀はもちろん、ミルキィ・イソベ+安倍晴美(スチュディオ・パラボリカ)ですよ!

ウラミズモの白梅学園にちなみ?白梅と真昼の月をモチーフにした、明るくも怖ろしさを併せ持つデザインでクール。

折返しには主な登場人物が紹介されているので、途中で誰か分からなくなっても安心です。
電子書籍版も12/7より各社で配信されています。

記事index
収録内容感想リンク書評リンク
本書は「文藝」2018年秋号に掲載された、TPP警告長編「ウラミズモ奴隷選挙」を収録。
「だいにっほん」三部作のスピンオフ『ひょうすべの国』の続編。
2016年にTPP批准され、水道法改悪、種子法廃止、働き方改革は悪法化し、人口の75%が奴隷の「にっほん」。
女人国「ウラミズモ」は、選挙で「民主的に」国家戦略特区を占拠していた。
ウラミズモ領土となったS倉では、エリート白梅高校ではオストラの最終決定が行われようとしていた。
「にっほん」凶悪犯罪者を管理する男性保護牧場の実質的ボスであり移民である市川房代、彼女を尋ねる一千年以上生きる姫神、生え抜きエリート高校生・猫沼きぬと又尾銀鈴の語りやメールが交錯し、一見平和なウラミズモ社会とTPP地獄の「にっほん」が描かれていきます。

植民人喰い条約 ひょうすべの国』の続編ではありますが、知らなくてもわかるよう前書きで解説されています。
公式サイトの内容紹介or帯文を読めば、過去作忘れちゃった人もバッチリ内容についていけますよー。収録内容前書き「初読み?大丈夫、ようこそウラミズモへ」11p
「ウラミズモ奴隷選挙」(「文藝」2018年秋号)
「後書き 離脱への道」5p
「次回予告ーー作者、欲望のままに」7p
資料
Web河出[書き下ろし短篇小説]ウラミズモ、今ここに
笙野頼子資料室「近況ご報告その他」
・参議院議員・野村哲郎、河野太郎へのメール
・文藝家協会評議会への手紙

前書きでは、注意点がひとつ。
まず、このTPPというものを単独のひとつだけの恐怖とは取らないでお読みください。いわゆるメガ自由貿易全体の問題として捉えてください。このTPPには沢山の仲間があり、その名をRCEPと行ったり日米FTAと言ったり、日欧EPAと言ったりTiSAと言ったりします。この全部がほぼ、結果的には…

岡和田晃公式サイトに笙野頼子さんのコメントが掲載

岡和田晃公式サイトに笙野頼子さんのコメントが掲載されています。
「アホフェミ」について(笙野頼子さんの見解) - Flying to Wake Island 岡和田晃公式サイト(新)
イカフェミの意味について解説しておられます。
イカフェミは拙作に登場する偽のフェミニズム、イカサマのイカ、偽という意味、それは原初的な女性の戦い、怒り、悲しみを乗っ取ってその本質や大切な部分を、無効化してしまう捕獲装置である。マスコミや研究の腐敗によって、本質を欠いたまま形骸化、巨大化したものである。これをすでにフェミではないとして小説の中で、私は十年以上前から批判している。『だいにっほん、おんたこめいわく史』が出た2006年前後からずっと批判されています。
そういえば「だいにっほん」三部作の続編で「いかふぇみうんざり考」を出すという話もありましたね。それが今「ひょうすべの国」「ウラミズモ奴隷選挙」という形になっているのでしょうか。

新宿ベルクの話はこちらにまとめられているようです。
新宿ベルクはなぜ炎上したのか わたしがモンスタークレーマーに仕立て上げられるまで - 新宿ベルクはなぜ炎上したのか

ツイートはこちらでしょうか。
「イカフェミ(笙野頼子・作)」があるんだから「アホフェミ」も普通にありでしょなにこだわってるのか— 森川暁夫 (@tokiomori1) October 17, 2018
反権力ブリッコしながら権力追従する姿をタコグルメ・おんたこと命名し、その一種としてイカフェミを描いたというのは、著作を読めば明確。
『レストレス・ドリーム』で「バカ女」という言葉を解体しているし、読んでたら普通になしと思えるはずなのですが。

web河出に笙野頼子『ウラミズモ奴隷選挙』内容紹介と著者コメント

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最新作『ウラミズモ奴隷選挙』発売を10/24に控えて、「web河出」に笙野頼子さんのコメントが掲載されています。
奴隷国だ!「にっほん」には奴隷しかいない! ーー笙野頼子『ウラミズモ奴隷選挙』発売迫る!!|Web河出
ウラミズモ奴隷選挙』内容紹介とあらすじ、主な登場人物の紹介まで解説。
作品の背景や世界観を押さえているので、これを読めば、初めての人も新刊が楽しめますね。
時はTPP批准、高プロ法成立、水道法の改悪から約半世紀後、舞台は世界企業の植民地となった奴隷国「にっほん」。そこは世界銀行に住む妖怪ひょうすべと、その手下にして政権与党「知と感性の野党労働者同盟(略称・知感野労)」、その党員ジュニアで構成される「NPOひょうげんがすべて(略称・ひょうすべ)」に支配されていた。女性も時にその手下となり、ひょうすべの婦人部である、「野党リベラルフェミニズム、手をつなごう男とだけ(略称・ヤリテ)」に加入して偽のフェミニズムである、イカフェミニズムで同性を苦しめていた。

かつては世界一豊かだった国、しかし愚かにもTPP批准で国家主権を失った。そのジェンダーギャップも114位からさらに底辺へ。性暴力、経済暴力、差別暴力が支配原理となり、男尊化と植民地化はとどまるところを知らぬ。少女は遊郭に送られ、農地は核廃棄物の置き場にされ、痴漢とヘイトスピーチを警察が守り、国民の75パーセントは債務の奴隷。井戸は埋め立てられ水道代は五倍、払えぬ人々は川の水を汲んで逮捕される。女性は幼女妊婦までも滅亡の危機に……。ならば? 死ぬしかないのか?

逃れよう、隣国へ! 方法は二通り。
ひとつは自力での移民や亡命、もうひとつは隣国ウラミズモへの帰属を決定する投票、奴隷選挙である。もしこの奴隷選挙に勝てばその選挙区はにっほんから離脱できる。ただしこれらで救われるのは、実は女人だけ。というのもこのウラミズはまさに女人国で、……。

旧茨城県を領土として、不意に出現した歴史浅き国。ここには危険施設の引き受けを独立条件とした黒歴史がある。しかし今では……。

TPP不参加のゆえに水と食べ物に恵まれ、国家主権は保たれ、老後も医療も無事。子供は外国の精子を買ってシングルマザーかダブルマザー(夫婦ならぬ婦婦)で産む。女性移民も受け入れ、人口は増えていた。むろんユートピアではない。監視カメラだらけの警察国家である…

「新潮45」10月号の記事に笙野頼子の抗議文がnoteに

笙野頼子さんの抗議文が北原みのりさんのnoteで9/20より公開されました。
私たちは抗議する 笙野頼子・北原みのり|Minori Kitahara|note
馬場秀和ブログにもさっそく紹介されています。
『私たちは抗議する 笙野頼子・北原みのり』(note掲載2018年9月20日)
この抗議文は、「新潮45」2018年10月号特別企画「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」小川榮太郎「政治は「生きづらさ」という主観を救えない」の記事を批判したもの(ちなみに『杉田水脈』論文とは同誌8月号杉田水脈「「LGBT」支援の度が過ぎる」です)。
そもそも性だけの問題なのか。尊厳の問題だ。しかも社会との関係性の問題である。人は光を求める。社会的存在である。光の下で、好きな人と暮らしたい。
というかこの痴漢擁護論考、文学についても全体についても論考とも何とも呼べぬ低劣さである。何も言っていない。すべてを貶めて卑怯犯罪や猥褻語で汚し、下劣な一人合点をしているだけだ。全く同感です。
異性愛という性的指向は堂々と公表できるのに、なぜ違うLGBTだけが「性的嗜好」扱いを受け、隠せと言われ、LGBT保証するなら痴漢する権利も保証すべきと、性犯罪扱いされねばならんのでしょう。
この記事全てが同性愛者に対する差別。
杉田水脈「「LGBT」支援の度が過ぎる」では「同性愛の人たちに対して、「非国民だ!」という風潮はありません」とありますが、いま特別企画で差別しているではないですか。
<--追記--!>
9/22日(土)にしんぶん赤旗にもまとめ記事が。笙野さんのコメントが掲載されています。
『新潮45』の杉田氏擁護特集/社内から批判、作家も/「差別を野放しするな」
 作家の笙野(しょうの)頼子さんは小川氏の寄稿について、「被害者の人間性や性の尊厳を、卑怯(ひきょう)犯罪になぞらえておとしめる低劣な暴論。そもそも新潮社は密室か? 刊行物は独り言か? 報道は偏向させているくせに。痴漢だけ自由とは。編集長更迭!」と本紙に語りました。
9/18(火)に「新潮45」10月号が発売されてから、各所で内容が批判され炎上中です。
痴漢とLGBTの権利をなぜ比べるのか。「新潮45」小川榮太郎氏の主張の危険性、専門家が指摘
LGBTは、性的嗜好ではない。「新潮45」小川榮太郎氏の主張はここが間違っている。識者が指…

群像10月号創作合評に「ウラミズモ奴隷選挙」&10/24書籍化

近刊情報サーチによると、10月17日24日に「ウラミズモ奴隷選挙」が書籍化されるようです。
http://comingbook.honzuki.jp/?detail=9784309027364
河出書房新社「ウラミズモ奴隷選挙」ページも。
笙野頼子『ウラミズモ奴隷選挙』でAmazonに予約ページができています。


「群像」2018年10月号の創作合評に笙野頼子「ウラミズモ奴隷選挙」が取り上げられています。
http://gunzo.kodansha.co.jp/50516/52373.html
安藤礼二・蜂飼 耳・小澤英実さんらの合評です。
丁寧なあらすじ説明があり、本作の構造が明確になって理解が進みます。安藤 笙野さんは、ある時期から作品の一つずつをフィクションとして自立させてはいません。現実の世界と同様、自身が作り上げたフィクションの世界にも歴史が積み重ねられてゆく。書くもの全てが有機的につながりあい、全体として現実の世界を先取りし、現実の世界を転覆していく想像力の世界を一連の稀有な作品群として書き続けている作家です。p376小澤 この作品の舞台である近未来の世界は、現実社会がデフォルメされていますが、一部の描写はデフォルメではなく、完全にシンクロしていて、過剰でもなんでもない。だからいまはデフォルメと感じるところも、来るべき未来の姿が描かれていると思えて恐ろしかったです。p379蜂飼 作中でTPPが繰り返し批判されていたり、「ウラミズモ奴隷選挙はいきおいを増し、今では関東一円の経済特区がウラミズモの占領下になっていた」という流れがあって、笙野さんの強い想像のフィルターを通して、リアルな社会問題に対抗しようというもくろみが感じられますよね。p380蜂飼 最後に銀鈴が書いた論文はさまざまな形態の暴力を巡ってのことで、これが中心的なモチーフになっていることは間違いないですよね。p382・沼際の石神夫婦。去った夫が戻ってきたら息子キャラなのはなぜか
・ウラミズモに終わりの方で女装男子が出て来るのは多様性か
・にっほんに対抗しているウラミズモの在り方も暴力だと自覚的である
・奴隷選挙とオストラは表裏一体の関係
などなど様々な要素を語られていて、読み応えがありました。

図書新聞【3367号、9月15日号】岡和田晃さんの連載「〈世界内戦〉下の文芸時評」第43回「身体感覚を突き詰めて…

岡和田晃『反ヘイト・反新自由主義の批評精神』に猫キッチン荒神書評

岡和田晃『反ヘイト・反新自由主義の批評精神 いま読まれるべき〈文学〉とは何か』の
「II ネオリベラリズムを超克する思弁的文学」に「文学による「報道」ー笙野頼子『さあ、文学で戦争を止めよう 猫キッチン荒神』」が収録されています。
エピソードの中では、二〇一五年、三重県志摩市が私企業による海女の卑猥な萌えキャラ化を「公認」したことへの言及に着目したい著者は反対署名に参加したことでネット右翼らに「たかられ」た。その経験を通し、文壇の論争で体感した、生きた人間を平面化する類の「二次元評論」が、広く世間に浸透していることを確認する。そして環太平洋連帯協定(TPP)による植民地的な収奪を危惧する著者は、「性暴力と経済収奪、ヘイトスピーチはまったく三位一体」という認識に到達する。収奪する側の人権を無視する論理は大体同じなんですよね。

「時事通信」2017年10月10日配信された書評で、当時は見逃したため、こうやって書籍で参照できると助かります。
版元ドットコムの試し読みでは、本書の目次が見れますよ。
反ヘイト・反新自由主義の批評精神 いま読まれるべき〈文学〉とは何か - 寿郎社 | 版元ドットコム

しんぶん赤旗8/17に笙野頼子&木村紅美対談記事

しんぶん赤旗 8月17日(金)7面文化の話題に木村紅美さんと笙野頼子さんの対談記事「さあ、文学で戦争を止めよう/作家 笙野頼子さん 作家 木村紅美さん」が掲載されています。
しんぶん赤旗|日本共産党
群像で『さあ、文学で戦争を止めよう 猫キッチン荒神』書評を書かれた木村紅美さんと笙野頼子さんの対談です。
その時の事や、新作TPP警告小説「ウラミズモ奴隷選挙」(「文藝」2018年秋季号)、木村紅美『雪子さんの足音』のお話など。
さっそく平林堂書店さんが紹介しておられますね。
しんぶん赤旗2018年8月17日「文化の話題」欄の記事です。
「さあ、文学で戦争を止めよう 作家 #笙野頼子 さん・TPPへの危機感 作家 #木村紅美 さん・沖縄に身を寄せて」#しんぶん赤旗 のお申し込みは、#日本共産党#上小更埴地区委員会(上田市小牧1162-4)0268-22-2631 まで。 pic.twitter.com/rGvDjvBD65— 平林堂書店・上田市 (@ririnndesu) 2018年8月17日「笙野 今後ともかくTPPから脱退しなければ。まず、ごまかしのない、真の政権交代が必要です。選挙の結果はわが身に返ってきます。完全主義で棄権するのではなく、一回一回を大切に、あきらめたらいけない。」
まさにその通りですね。選挙で棄権するのは、白紙委任状を出してるだけで、政権にお任せしてるだけですから。

東京医大性差別受験抗議の投稿で

東京医大の入試で女性と三浪以上の人を減点していたという衝撃的なニュース、ご覧になりましたか。
東京医大の入試不正は「女性差別以外の何物でもない」 少なくとも2006年から得点を操作か
大学入学すら拒否されるという露骨な女性差別に驚愕。受験関係者では以前から知られていたらしいですが、何で今まで放置されていたのか不思議で仕方がないです。

その救済に「東京医大等入試女性差別訴訟を支える会」が立ち上がる様です。
井戸 まさえ(@idomasae)さん | Twitter
何とそのメールアドレスの由来が笙野頼子さんのメッセージ(デモのコール?)だそうです。
#20180803東京医大性差別受験抗議|Minori Kitahara|note
東京医大をはじめとする医学部の入試で不当な女性差別により被害を被った女性たちの訴えを弁護団とともに支えます。当事者のみなさん、ご連絡ください。守秘義務等はもちろん守ります。kaese0802@gmail.com まで連絡下さい。

kaese。これは帰宅後、尊敬する作家の笙野頼子さんからのメッセージから、もらった言葉。最後に、今日、私がいただいたたくさんの言葉から笙野さんの言葉をここに、あなたにおすそわけ。

受験料返せ、電車賃返せ
努力を返せ 時間を返せ お金を返せ 人生返せ
本来ついてる職業返せ

人権奪うな 尊厳返せ受験料六万円かかるそうですよ。お金は平等にとっておいて、性別で選んでるとか勝手すぎます。

「文藝」2018年秋号に新作長編「ウラミズモ奴隷選挙」掲載

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7月6日発売された「文藝」2018年秋季号に、笙野頼子さんの新作長編「ウラミズモ奴隷選挙」が掲載されています。
TPP警告小説、長編420枚一挙掲載です。
植民人喰い条約 ひょうすべの国』の続編。
2016年にTPPが批准されたパラレルワールド。当然水道法改悪、種子法廃止、働き方改革は悪法化して奴隷法にまでなった世界。人口の75%が奴隷のにっほんで人々は生き残るため、国を決定する選挙でウラミズモに占領される事を選びます。最後には関東一円も占領され、九州と山口県以外は選挙で国替え。日本列島ほぼウラミズモに(但し北海道と沖縄は独立)。
語り手は、S倉の沼際に住む石神・姫宮様と男性保護牧場の展示館で長年働く市川房代。そしてウラミズモ一のエリート高校生・猫沼きぬと又尾銀鈴の語りやメールが交錯していきます。
にっほんの残虐なおんたこ痴漢強姦野郎のキモメールやひょうすべの残虐メールまで飛び出す中、誹謗中傷・妨害・セクハラ・虐待を乗り越え「奴隷選挙」に投票しウラミズモに移ったP田女子の語りには心動かされずには入られません。

TPP参議院可決後の著者近況はこちらにあります。
笙野頼子「近況ご報告その他」
4月のWeb河出:[書き下ろし短篇小説]ウラミズモ、今ここに
合わせてチェックすると理解が深まります。

さっそく、馬場秀和ブログさんの感想ができていますよ。
『ウラミズモ奴隷選挙(「文藝」2018年秋号掲載)』(笙野頼子)
『水晶内制度』やだいにっほん三部作などのつながりを押さえた解説でわかりやすいです。

ブロガーズの東條慎生さんの連作感想ツイートも。
笙野頼子『ウラミズモ奴隷選挙』、性暴力や差別が合法化されたり、水を企業に占有されたり、人の命を金に換える「ネオリベ」「にっほん国」のありさまは誇張でもフィクションでもなく、現実に過ぎないということがじわじわと感じられるきわめて生々しい小説。 pic.twitter.com/OstOs5Euw2— 東條慎生のReal genuine fakes (@inthewall81) 2018年7月10日「笙野の未来史連作は痴漢常習者のロジック――加害者が自分を被害者として暴力を正当化する論理で成立する国家を描いている。」とはおっしゃるストリートで、その論理の醜さ、悪質さを存分に描き出した作品だと思います。

「群像」2018年10月号の創作合評…

笙野頼子エッセイ「近況ご報告その他」資料室に掲載

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7/3より笙野頼子さんのエッセイ「近況ご報告その他」、笙野頼子資料室に掲載です。
近況ご報告その他 | 笙野頼子資料室
内容は参議院会館前のTPP抗議集会の話、早稲田文学渡部批判について、そして猫の近況。さらに新作予定まで。
集会の写真と老猫ピジョンさんの写真も入ってます。2011年にTPPという、国民奴隷化、植民地化、国産全業種絶滅、日本語も滅亡、という恐怖が存在する事に気付き、授業や作品で批判、警告を続けておりました。環太平洋パートナーシップ協定という正確な名前ではなく、判りやすく人喰い条約と読んで危惧しておりました。このTPPは発効すれば国民のほぼ全員があらゆる分野に渡って長年の深刻な被害を受けます。日本沈没です。

例えて言うならばあの恐ろしい高プロは人喰い鬼、しかし、TPPは地獄です。鬼のいない地獄はありえません。鬼を一匹成敗しても、地獄はそれ自体鬼の住処なのです。

このTPP、水道法改悪、種子法廃止、で日本は滅びます。RCEPが並べば、アジアまでも。

二十八日は遠出でリウマチが悪くなり、家でネットの国会中継を見ていました。内閣委員会では田村智子さん、山本太郎さんらによるTPP批判が行われました。このお二人は、関税、医療、水道、という重要分野で、まさに国が壊れてしまうほどの大問題と新事実を指摘しました。にもかかわらず、「鬼の首」をとったように、と地獄の大臣は抜かし、強引な採決。採決直前、山本太郎さんの、長時間に渡る反対討論に涙しました。山本太郎の反対討論はこれかな。書き起こしもある。

2018.06.28 内閣委員会 反対討論「山本のアホ、半端ないって~反対討論、普通3分くらいやのに 10倍くらいやってるもん そんなん、せえへんやん普通~ に関する動画・字幕入り

最後にさらっと新作情報ありましたが、何気にすごいですよ。
・7/7文藝に「ウラミズモ奴隷選挙」400枚掲載
・ミルキィ・イソベさんが笙野家猫達の写真集を出す(書きたし小説百枚と未収録作品も!)
・7月赤旗で対談
・群像の新年号で短編
・民主文学新年号で短い文章
ネコさんたちの写真集が出るんですよ。しかも小説収録で。楽しみすぎますね。

文藝2018年秋季号に長編新作掲載?

文藝2018年秋季号のページに【長編一挙掲載】笙野頼子と出ています。
文藝 2018年秋季号 |河出書房新社
笙野頼子さんの新作長編が掲載されるようです。
たしかWeb河出によると、文藝の新作は『ひょうすべの国』続篇がのる予定でしたね。
[書き下ろし短篇小説]ウラミズモ、今ここに|Web河出
前回みたく短編が掲載されるとばかり思っていましたが、一挙に長編掲載とは楽しみしかない。

河出は「発売日:2018.07.10(予定)」とありますが、Amazonの発送日は「2018/7/6」なので7月7日発売だと思われます。
あわせて、松浦理英子・羽田圭介・辻原登・長野まゆみさんらの小説も収録。こちらも楽しみです!

しんぶん赤旗5/25きょうの潮流に笙野頼子さん

しんぶん赤旗2018年5月25日(金) きょうの潮流にて、笙野頼子さんが紹介されています。
しんぶん赤旗きょうの潮流 2018年5月25日(金)▼病を押して政府の説明会に出かけては難病患者としての疑問を述べ、TPP交渉差止・違憲訴訟の会にも入りました。自民党に反対のファクスを送り(共産党には励ましの)、自民党農林部会長・野村哲郎参院議員には次のメールを送りました
▼〈TPP反対。農協から郵貯から貯金は海外に持ち去られる。荒廃した農地、もしそこが海外からくる核廃棄物の置き場にされてもISDS(投資家対国家の紛争処理)裁判で正当化される。医療は崩壊し食物には農薬。公害で病気にされ医者にかかれない。種子と水道は奪われたまま。自由貿易は人喰いのすること。批准してはいけない。日本を世界企業の奴隷にしてはいけない〉
▼返事は無し。でもあきらめません。TPP11法案とその関連法案が衆議院通過しましたが、まだまだ諦めないと。
『ひょうすべの国』の続編も執筆中とのこと。
4月にWeb河出で、続篇「ウラミズモ奴隷選挙」が「文藝」発表予定だと書かれていましたね。
[書き下ろし短篇小説]ウラミズモ、今ここに|Web河出
TPP通るし、スマホの背面パネルひび割れるし、と暗くなってましたが諦めたらダメだよね。ちょっと元気出てきた!

change.org女性専用車両への悪質な乗り込み等の差別被害防止を求める署名に賛同コメント

オンライン署名活動サイトchange.orgのキャンペーン「【4月24日】東京メトロは女性専用車両への男性による悪質な乗り込みなどの差別被害を防止し,性差別・民族差別を禁止するルールを作ってください!」に、なんと笙野頼子さんが賛同コメントを寄せています。
笙野 頼子 さんからのコメント · Change.org
同趣旨の署名をすでにしてコメントもしていますが、ここにも書きます。踏み切りやブレーキの欠陥も怖いが、システムの欠陥も大変恐ろしい。そしてそこに付け込むのが卑怯な愉快犯ときてはいつ大惨事が起きても不思議はない。鉄道は女性の乗客を安全に運ぶという契約をはたしてない。女性たちばかりかその勤務先に訴えられても仕方がない。過酷な環境の中、多くは男性より低い賃金、それでも女性は通勤し働こうと努力している。どうか決断を(ヘイトは暴力になり、最後には大惨禍をもたらすものだ)。先月のchange.org「女性専用車両反対グループは鉄道会社のルールを守れ」に賛同コメントに続いて、女性専用車両への嫌がらせ禁止を求める署名に賛同されています。

この署名は4月24日に東京メトロを提出されるそうなので、署名される方はお急ぎください。
【4月24日、東京メトロへ太田啓子弁護士とともに、直接申し入れを行うことが確定しています。いただいた署名は直接提出し、皆様からの声を届けます!】
私も大阪で、女性専用車両に男性が乗っているのを目撃したことがあります(駅のホームから)。
その上、先日「相鉄線終電の女性専用車両に男が乗り込み、注意した女性を突き飛ばす」という話もあるようです。鉄道会社の規制が必要なのでは。

図書新聞4/21「〈世界内戦〉下の文芸時評」第38回に北原みのり編『日本のフェミニズム』

2018年4月21日号の図書新聞第3348号の岡和田晃さんの「〈世界内戦〉下の文芸時評」第38回「ボヴァリー夫人は私だ」と言うために」で、北原みのり編『日本のフェミニズム since1886 性の闘い編』の笙野頼子インタビューが取り上げられています。
北原みのり編『日本のフェミニズム since1886 性の闘い編』(河出書房新社)は、明治時代からの廃娼運動が現代の「AV出演強要」問題にまでダイレクトに結びつき、歴史を知ることがそのまま抵抗のための礎になるところが優れている。なかでも、笙野頼子へのインタビュー『「フェミニズム」から遠くはなれて」では、「女が選挙に行くというのは、恥ずかしいこと」とされた経験を一つの例とし、日本においての冷笑とは、特別な階級のものがしてきたのではない、泣いている被害者を黙って見ている「客観」性こそが、「性」を捕獲する「暴力」なのだと指摘している。運動としてのウーマン・リブを、研究分野としての「フェミニズム」へ囲い込んでしまえば、それはもう差別という指摘は鋭い。それどころか、本連載の第三四回で問題視した柴田英里の論文についても、「女が女性差別をやっているからこれはフェミニズムと言ってくる」もの、「女性の筆で弱者は黙れ、「被害者になるな」とやっています」と本質を見抜いている。
冷笑された経験とは『日本のフェミニズム』インタビューp108の下段のところですね。
私、2000年ぐらいに選挙に行こうとしたところ、道端でおしゃべりしていた年配の女性達が「ほうら、得意になって選挙に行く」と笑った。冷笑したんです。日本において冷笑というのは、特別な階級の人がするものじゃない。誰もが女を冷笑します。それが客観(・・)なんです。被害者を黙って見ている「客観」性のは、下で引用した「痴漢を黙って見ている人も、「黙って見ている罪」か作って」あたりでしょうか。
『日本のフェミニズム since1886 性の闘い編』に笙野さんのインタビュー
冷笑が「客観」になり、非難と認識されない社会の歪み。これがこと女性となるとスルーされています。

文芸時評の牟田和恵教授「科研費叩き」でバッシングされている件、よく知らなかったのですが、
研究課題「ジェンダー平等社会の実現に資する研究と運動の架橋とネットワーキング」のまとめとして、『架橋するフェミニズム―歴史・性・暴力』を「ウィメ…

笙野頼子短篇小説「ウラミズモ、今ここに」がWeb河出に

4/16より笙野頼子さんの書き下ろし短篇小説「ウラミズモ、今ここに」がWeb河出に掲載されました。
[書き下ろし短篇小説]ウラミズモ、今ここに|Web河出
内容は次の新作の紹介、近況報告、TPPについて。さらにデモ用替え歌まで入ってます。
新作情報を抜き出すと
・「文藝」発表予定の新作は『ひょうすべの国』の続篇
・タイトルは「ウラミズモ奴隷選挙」
・舞台は女人国のウラミズモ
・主人公はにっほんからの移民の出世頭で定年間近の公務員 市川房代
・出来る範囲で最後までTPPに反対
話はウラミズモに移るのかー楽しみです。

近況報告では、内閣府TPP一般説明会に参加されたとか。
昨年末は内閣府のTPP一般説明会にも行ってきました。専門外だけどマイクを持ち一番恐ろしいあのISDS条項批判をした。(略)その時の私の質問の引用はサンケイ新聞にあくまでも一般市民の「突き上げ」として、載っておりました。その記事はこれでしょうか。
【経済インサイド】紛争解決手続きが通商交渉の火種に?! 日欧は分離も…TPPでもくすぶる不満(1/4ページ) - 産経ニュース
12月11日、TPP等政府対策本部が東京都内で開いた米国抜きの11カ国が大筋合意した新たな協定(TPP11)の説明会。質疑応答に立った参加者が、「訴訟を通じて国家を企業の支配下に置く恐ろしい制度だ!」と声を上げた。
「麻生の醜い発言」とは、モリカケばかりでTPP報道してないという奴ですね。
東京新聞:麻生氏「新聞読まないが、TPP扱い小さい」:経済(TOKYO Web)
そしてトランプ大統領は日米FTA推しで「地獄は無限に」なりそうな流れ。
日米首脳会談 共同記者会見(3完) 安倍首相「TPPが両国にとって最善」 トランプ大統領「2国間の貿易協定望ましい」:イザ!

講談社文芸文庫『群像短篇名作選 1970~1999』に笙野頼子「使い魔の日記」収録

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文芸誌「群像」創刊70周年記念号2016年10月号の「群像短編名作選」が大好評につき講談社文芸文庫化、名作短編54作品が三分冊となって復活。
第2弾『群像短篇名作選 1970~1999』には笙野頼子「使い魔の日記」が収録され、4月12日より発売されています。
『群像短篇名作選 1970~1999』講談社文芸文庫|講談社BOOK倶楽部
448p、2300円税別、収録作は以下の通り。
三浦哲郎「拳銃」
吉村 昭「メロンと鳩」
富岡多惠子「立切れ」
林 京子「空罐」
藤枝静男「悲しいだけ」
小島信夫「返信」
大江健三郎「無垢の歌、経験の歌」
後藤明生「ピラミッドトーク」
大庭みな子「鮭苺の入江」
丸谷才一「樹影譚」
津島佑子「ジャッカ・ドフニ――夏の家」
色川武大「路上」
山田詠美「唇から蝶」
多和田葉子「ゴットハルト鉄道」
笙野頼子「使い魔の日記」
小川国夫「星月夜」
稲葉真弓「七千日」
保坂和志「生きる歓び」執筆者は藤枝静男や後藤明生、山田詠美、多和田葉子、稲葉真弓などなど有名な方々しかないのです。

18作品収録しているので、1.5cmの厚みが。何とゴージャス。

裏表紙。帯で群像短篇名作選第一弾と第三弾の収録作品名が確認できます。

ちなみに底本は電子版で配信されていますよ。
「群像」2016年10月号「群像短編名作選」に笙野頼子「使い魔の日記」再録
Amazon Kindle版
apple iBook版
楽天Kobo版

疋田雅昭の笙野頼子研究三部作

疋田雅昭さんの論「闘争あるいは溶解する境界 -笙野頼子「なにもしてない」をめぐって」が『明星大学人文学部紀要』54号に掲載されています。
明星大学学術機関リポジトリで公開されてて、ありがたい限り。
「なにもしてない」は、「移動」と「断片化」が重要ではないかとのこと。
本論が注目したいのは、「断片化」されているはずのものたちが持っている不思議な結びつきの方である。「移動」と饒舌な「妄想」というテクスト内の運動=力学が、一見「断片」に見えるものや二項対立的に見える諸要素を結びつけてゆく様相である。(p86)書き手の気まぐれ風に場面が断片的に描かれるスタイル、そこに注目した論は初めて見たかも。
そのスタイルは笙野小説の魅力の一つですからね。ぜひ解明していただきたい。
だが、一方で、母、祖母、(親戚の)娘と、語り手の想像力は、自身を含め、なぜ 女性で連結されているのか。それら家族的な想像力が、なぜか天皇からの想像力と「接続」されていること。こうした問題に語り手は無自覚なのである。(p98)祖母・母・娘と家族のつながり、この時点で登場していたのですね。

「ナニモシテイナイ」とされる自分、現実とテレビニュースの位相、母親の似てない父親の似顔絵、富士山のイメージギャップ…、そこでつながってたのか。
恥ずかしながら「なにもしてない」の全体の構造を把握できていなかったので、論文は参考になります。

明星大学のは「笙野頼子研究三部作の最後」だそうで残り2部、
「移動する時空 あるいは 残された断片―笙野頼子「タイムスリップ・コンビナート」論」は「武蔵野大学日本文学研究所紀要」第6号、
「「倒錯」と「顚倒」の連鎖―笙野頼子「二百回忌」をめぐって」は「立教大学日本文学」第119号に掲載されているそうです。
立教大学日本文学会 Webに紀要の目次はあるけれど、まだリポジトリにないようで、早くアップされないかな。

毎日新聞4/7松田青子「文学逍遥」に「タイムスリップ・コンビナート」

毎日新聞2018年4月7日(土)の新連載「文学逍遥」に笙野頼子「タイムスリップ・コンビナート」が取り上げられています。
作家・翻訳家 松田青子と脚本家 大野裕之が文学作品をエッセーで紹介する新連載で、第1回は松田青子さんが通学時に読んだ「タイムスリップ・コンビナート」を電車とJR海芝駅メインで解説されています。
松田青子さんのインスタグラムに記事がアップされてます。
4月から毎日新聞にて隔月連載「文学逍遥」がはじまりました。第1土曜日掲載です。”場所”が出てくる作品について書く、ということで、4月7日掲載の第1回目は、笙野頼子『タイムスリップ・コンビナート』でした。エッセイにも書いたけど、高校時代、はじめてこの作品を読んだとき、海芝浦駅ってなんてかっこいいんだと憧れました。今なら電車で1時間くらいで行けるのに、まだ行ったことない。 aoko matsudaさん(@matsudaoko)がシェアした投稿 - 2018年 4月月18日午後8時34分PDT
twitterで記事アップしてる方も発見>@Shoichi Miyakeさん

海芝駅に行く途中による「沖縄会館」を紹介されてるブログもあります。
「タイムスリップ・コンビナート」の舞台 - 異類感想記
あと「タイムスリップ・コンビナート」の批評はこれが一番ですね。
pdf 鶴見線海芝浦駅縁起 : 笙野頼子「タイムスリップ・コンビナート」と「五五年体制」(III.原発文学を読む,企画:「世界は変えられるという予感」)

お誕生日おめでとうございます

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今日は笙野頼子さんの誕生日です。心よりお祝い申し上げます。
さらに、かわいい猫画像インスタつ
りゅう爺@ぶさお。1世さん(@tanryug)
Maxwell Ogdenさん(@catmapper)
Gladstoneさん(@treasury_cat)

change.org「女性専用車両反対グループは鉄道会社のルールを守れ」に賛同コメント

オンライン署名活動サイトchange.orgのキャンペーン「女性専用車両に反対するグループは鉄道会社のルールを守れ!!」に、なんと笙野頼子さんが賛同コメントを寄せています。
2月に女性専用車両に男性グループが乗り込み電車を遅延させたとニュースになりました。
女性専用車両に男性数人が乗り込みトラブル。通勤ラッシュ時の千代田線が12分遅れる
国際女性デーの3/8に同グループが乗込予告しているため、国土交通省と鉄道会社に対処を求める署名を募集しています。
笙野頼子さんからのコメント · Change.org
署名欄に何度かいても消えてしまうのでここに投稿する。もし男性の通り魔が女性専用車に刃物を振り回して乗り込んできて「降りない、任意乗車だから、男性差別だから」などと主張したら、職員は電車をそのまま発車させるのか。大きい議論は大切だがその前にこの一味を何とかしなければ。そもそも暫定措置に対して実力行使など順序違いであるし、何よりも鉄道では迷惑行為が大事故につながるから。営利目的、騒動狙いを放置して大惨事をまねいた時、会社は本当に責任が取れるのか。
あと、女性専用車を白人専用車にたとえているが、この場合女性を白人にたとえるのが間違い。歴史を見れば明白。確かに模倣犯が出たり、事態がエスカレートする前に鉄道会社が対処した方がいいと思います。
白人専用車に例える話はこちらですね。
弁護士「女性が日々性犯罪を恐れているなら女性専用車が必要であるとすれば、白人たちが黒人による犯罪を日々怖れているなら白人専用車両が必要ってことですね」 - Togetter
一方、暴挙だという弁護士さんもおられます。
女性専用車両の意図的に乗り込む暴挙
 こうした女性専用車両への無理解というより敵意を示す人たちがいるということになれば、こういった人たちを排除しうるための法整備も必要になってきてしまいます。双方の理解の中でやってきたものに対して、力で壊そうとすることに対しては、許されるものではありません。同感。というか法整備が必要な状況なのかも。それほど都会の痴漢被害は深刻なのでは。
(ニッポンの宿題)なくならない痴漢 牟田和恵さん、斉藤章佳さん:朝日新聞デジタル
 周囲の人、特に男性が被害に遭っている女性を助け、痴漢を許さない姿勢を示すことは大きな効果があるでしょう。また、企業や学校は、痴漢被害に遭った場合に遅刻や欠…

講談社文芸文庫『群像短篇名作選 1975~1999』04/10発売

文芸誌「群像」創刊70周年記念号2016年10月号の「群像短編名作選」、大好評につき講談社文芸文庫化。
戦後を代表する作家の短編54作品を三分冊に収録されます。
笙野頼子「使い魔の日記」は第二弾『群像短篇名作選 1975~1999』に収録される予定です。
群像短篇名作選 1975~1999
以下の18篇を収録し、04月10日発売予定。2376円。
三浦哲郎「拳銃」
吉村 昭「メロンと鳩」
富岡多恵子「立切れ」
林 京子「空罐」
藤枝静男「悲しいだけ」
小島信夫「返信」
大江健三郎「無垢の歌、経験の歌」
後藤明生「ピラミッドトーク」
大庭みな子「鮭苺の入江」
丸谷才一「樹影譚」
津島佑子「ジャッカ・ドフニ――夏の家」
色川武大「路上」
山田詠美「唇から蝶」
多和田葉子「ゴットハルト鉄道」
笙野頼子「使い魔の日記」
小川国夫「星月夜」
稲葉真弓「七千日」
保坂和志「生きる歓び」ちょっと高いなーという方には「群像」2016年10月号電子版をお勧めしますよ。
「群像」2016年10月号「群像短編名作選」に笙野頼子「使い魔の日記」再録
Amazon Kindle版
apple iBook版
楽天Kobo版

月刊ねこ新聞1月号笙野頼子のエッセイ

あけましておめでとうございます。今年もおつきあいください。

1/12発売の月刊ねこ新聞2018年1月号(No.215) 4頁に笙野頼子さんのエッセイが掲載されています。
「モイラの「転生」」笙野頼子(画・岡田千夏)
http://www.nekoshinbun.com/
ねこ新聞公式はまだ1月号の情報なしですが、雑誌オンライン書店fujisanにもくじがありました。
https://www.fujisan.co.jp/product/1281683787/new/

群像1月号の随筆で「老猫を引き取った」とありましたが、エッセイはそのお話で。
モイラが死んでから十四年近い。手元供養のお祀りをまだ続けている。最近猫ご飯のお供えが急に減った。代わりに人間用のお菓子を供えている。祈ることは続けてもやり方が変わった。今までは彼らがエジプトの霊のように、現世と同じ暮らしをすると想像していた。死後も私は彼らと、ひたすら一緒にいようとしていたのだ。ところが最近その気持ちが消えた。それより生まれ変わってこっちに来てほしいと。別の存在となって生き続けることに、希望があるのだと感じ始めた。思い出とは距離を、置き始めた。笙野さんの飼い猫遍歴(『猫道 』参照)を振り返り、昨年5月に最後の猫が亡くなったこと。
ギドウ・ロスの中、写真整理と猫シェルター支援しているうち、飼主亡くした老猫を引き取ったこと。
「ずっと雄だと思われていた」のに、実は雌であった。だがそれよりも別の件で仰天した。モイラ!そのままの小柄さと目鼻立ちで(ただ四肢だけは長い)。「前世」好きだった出窓にすぐ上がり、「大人しいです」と言われていたはずが、盛大に凄む。モイラの死んだ年の生まれである。雄と間違えられていた可憐な雌、こんな再会があるのだろうか。心の中でふと神仏を思った。ただ、「前世」そっくりの凄味は1日で消え、翌日から膝に来る。モイラ似。・゜・(ノД`)・゜・。と思わせといて、老猫さん、デレ系ですか。そうですか。
岡田千夏さんの見返り猫画もかわいい。
いやー、新年早々エッセイが読めるとはありがたい!
神社のおみくじで大吉を引いただけあって、今年はついてる気がします。

ツイッターで紹介されてました。
望月慎太郎さんのツイート
今月のねこ新聞。 「モイラの転生」。 昨夏、『 さあ、文学で戦争を止めよう 猫キッチン 荒神』を出した笙野頼子…