投稿

11月, 2010の投稿を表示しています

「文學界」11月号と12月号に笙野論

池田雄一氏の連載評論「メガ・クリティック」で、 「文學界」2010年11月号 と 12月号 は、笙野作品について論じられています。 11月号は第22回「笙野頼子についての語らいのなかで」 12月号は最終回「掌のなかの小さな神様」 第22回で、笙野小説と読者の距離感から構造主義・ネオリベと笙野作品を論じ、 最終回では、神話に回帰しながら、神話的物語の形態をとらない構造を論じます。 ちなみに、第22回には第17回を参照する箇所があるので、「文學界」6月号も併せて読むといいかもしれません。 「文學界」公式 http://www.bunshun.co.jp/mag/bungakukai/ 安藤礼二さんの新刊『 たそがれの国 』(筑摩書房)にも 第三章「現代文学の可能性―阿部和重・古川日出男・笙野頼子(愛の新世界―阿部和重『ピストルズ』論」と 笙野作品が論じられています。 筑摩書房の紹介 http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480823694/