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「文藝」2016年冬季号に新作

10月7日発売の「文藝」2016年冬季号の内容が河出書房新社サイトに掲載されてます。
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309979052/
笙野頼子さんの新作小説が掲載されるようです。
秋発行予定の『ひょうすべの国』に関連する作品でしょうね、おそらく。

「群像」2016年10月号「群像短編名作選」に笙野頼子「使い魔の日記」再録

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9月7日発売の文芸誌「群像」2016年10月号は群像七十周年記念号。
創刊70周年記念「群像短編名作選」として「群像」70年の中から辻原登、三浦雅士、川村湊、中条省平、堀江敏幸の意見を参考に編集部が短篇54篇をセレクト。
その中に笙野頼子「使い魔の日記」が再録されています。
初出・底本は「群像」1997年1月号掲載のもの。(短編のみ、著者コメント等はなし)
豪華な執筆陣の短編一覧は公式サイトで公開中。
それと「群像70年の短篇名作を読む」座談会、評論「「群像」70年の轍」、「群像」で辿る〈追悼〉の文学史、名物コラム「侃侃諤諤」傑作選を収録。
9月9日から電子版も配信されています。
Amazon Kindle版
apple iBook版
楽天Kobo版

座談会「群像70年の短篇名作を読む」P18上段では、川村湊さんが「使い魔の日記」に触れています。
笙野頼子の「使い魔の日記」についていえば、日本神話をおちょくっているというか、パロディー化している。それも正統的な神話ではなく、中世的、近世的、あるいは民間的な竜神とか蛇神のお使いということで、きわめて個人的な擬似神話を作り上げている。これはマルクス主義とはまったく正反対ですが、象徴天皇制の基づく国家神話なんかを飛び抜けている。メジャーな竜神とマイナー蛇神という設定など『太陽の巫女』や『レストレス・ドリーム』に通じるものがあるような。単行本『時ノアゲアシ取リ―笙野頼子窯変小説集』1999年刊に収録です。

twitterを始められたClose To The Wallの東條慎生さんが感想書かれてます。
「使い魔の日記」は神話、伝説も題材にしているけれど、ルールを破ったら殺されるとか、顔をひっくり返すだとかの不気味なイメージ、殺した罪悪感といったものが「日記」の日常的なものとして語られる、この感覚の奇妙さはまさに夢のような感触。— 東條慎生 (@inthewall81) 2016年9月12日
馬場秀和さんの感想もきてますよ。
『使い魔の日記(「群像」2016年10月号再掲)』(笙野頼子)

群像70年の歴史を辿る評論、清水良典「「群像」70年の轍」では、4章で1990年代の歴史として「純文学」論争を紹介しています。
トピックとしては、九八年七月に笙野頼子がエッセイ「三重県人が怒る時」と創作「てんたまおや知らズどっぺるげんげる」を…