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「地神ちゃんクイズ」の感想リンク

メリークリスマス!
「文藝」2010年冬号中篇『地神ちゃんクイズ』の感想リストです。
前編「猫トイレット荒神」では「後篇につづく」とあったのに、なんと中篇でした。
タイトルも「割り込み託宣小説 地神ちゃんクイズ」。馬場秀和ブログhttp://babahide.blog.so-net.ne.jp/2010-10-07その地神ちゃんが笙野頼子の脳内を乗っ取って、というかヨリマシにして、これからもれ託宣だします、という話です。もしかしたら「自分を複数視点化して書く」という試みをしているのかな、と思ったりもするのですが、それがどういうことなのか、よく分かりません。ごめんなさい。小説の参考文献の一冊である『琵琶法師 “異界”を語る人びと』兵藤 裕己で、
盲目の琵琶法師の語りには同一自我がない。さまざまな登場人物に乗り移るように、複数の人物の一人称を語っていく。
みたいなこと書かれていたんです。
新シリーズの語り方に似てるかも、そういう語り方に挑戦してるのかもと思いました。老猫養老日記http://blog.livedoor.jp/fountain801/archives/51724181.html本当に思った、あるいは感じた事をすべての世界の垢を取り除いて言っている?見ているのか?越境越えはいつもしているか?と、考えたよ。なるほど。今感じたことも、誰かの考えを通して感じた事だとしたら、
乗っ取られているのと同じかもしれませんね。オリジナリティと思っているものは。AT13DKさんの感想ツイートあれ?地神ちゃんクイズのクイズって何だったんだろう?http://twitter.com/AT13DK/status/27943003761
そういえば肝心のクイズがなかった。後篇につづくのでしょうか。monoteoneさんの感想ツイート文藝2010冬号、笙野頼子さんの『地神ちゃんクイズ』も凄まじかった。あんな文体ってあるんだな…すごく力業だし物凄く物凄いことをめちゃくちゃ頭使ってされてるし、「託宣」されたみたいに衝撃的だった、http://twitter.com/monoteone/status/7453058250317824私も凄く面白いと思って「読まないと人生損する」とかツイートしてしまった。
今思い出すと恥ずかしい。raymondkayamaさんの感想ツイート笙野頼子の地神ちゃんクイズ読みながら…

猫ダンジョン荒神(後篇)の感想リンク

遅ればせながら、猫ダンジョン荒神(後篇)の感想を紹介したいと思います。馬場秀和ブログhttp://babahide.blog.so-net.ne.jp/2010-09-06
いつも上手に粗筋をまとめる馬場さんが「うまく感想もまとまらず、どうにもすいません。」と混乱されてる。
めずらしい。でも十分解説されてます。Close To The Wallhttp://d.hatena.ne.jp/CloseToTheWall/20100916/p1死や殺意、あるいは笙野自身の老化、そして猫の迫りつつある最後というのがここ最近の作品につねに忍び寄っていて同時に、だからこそ大切にしたい「幸福」が非常に印象的に描かれる。それがすごくいい。まったく同感です。特にドラとの幸福シーンはぐっときます。老猫養老日記http://blog.livedoor.jp/fountain801/archives/51708763.html
「あったらしくおめでとう。」に触れてるのはココだけかも。謎のオチですよね(私にとっては)。AT13DKさんの感想ツイートすばる10月号の笙野頼子『猫ダンジョン荒神』後編。家族の生死の境界線上、自己認識の変化の線上、または世界の「段差」、のストレスを読んでいる間ずっと感じた。そういう感じは私も親族が亡くなった時に味わったことがあって、その記憶が甦って悪夢を見たりした。http://twitter.com/AT13DK/status/25508882122『窯変小説集・時ノアゲアシ取リ』の時の「段差」のテーマを深めた感じ。『時ノ…』は本当にすごい文章があって素晴らしい短編集なのだけれど、物凄く悲しい世界でもある。線上の神から託宣が出るというのはなんとなくわかる気がした。運命の境界線、なんていうと俗だけど線上はすごいストレスの源だ。http://twitter.com/AT13DK/status/25509265382私とあたし問題。ヨリマシ、ヨリ、神女(より)、というのが印象深く出てきて、ああ頼子のヨリは憑巫にも通じるのか、となんだか深く納得した。頼子の名の由来の横断歩道は頼子とヨリコの間にかかっているのかも。頼子が「私」でヨリコが「あたし」、とか。まとめすぎか。(『猫ダンジョン荒神』)http://twitter.com/AT13DK/status/25509448034

「文學界」11月号と12月号に笙野論

池田雄一氏の連載評論「メガ・クリティック」で、
「文學界」2010年11月号12月号は、笙野作品について論じられています。
11月号は第22回「笙野頼子についての語らいのなかで」
12月号は最終回「掌のなかの小さな神様」第22回で、笙野小説と読者の距離感から構造主義・ネオリベと笙野作品を論じ、
最終回では、神話に回帰しながら、神話的物語の形態をとらない構造を論じます。
ちなみに、第22回には第17回を参照する箇所があるので、「文學界」6月号も併せて読むといいかもしれません。
「文學界」公式 http://www.bunshun.co.jp/mag/bungakukai/安藤礼二さんの新刊『たそがれの国』(筑摩書房)にも
第三章「現代文学の可能性―阿部和重・古川日出男・笙野頼子(愛の新世界―阿部和重『ピストルズ』論」と
笙野作品が論じられています。
筑摩書房の紹介 http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480823694/

佐藤亜紀氏の10/30講義中止

10/30に開催される佐藤亜紀氏の明治大学公開講座第三回が
台風のため中止だそうです。
学園祭をふくめ全ての催しが取りやめだとか。
http://romitak.exblog.jp/11494522/
「申し訳ありませんが、明日の佐藤亜紀先生のご講義は休講です。一月に延期して開催いたします」
追記。
追加日程が1月22日土曜日の14時~15時半に決まったそうです。
http://romitak.exblog.jp/11510051/
今後はこんな感じになるのかな。
第三回…11月27日(土)リバティタワー 3F 1032教室
第四回…12月11日(土)リバティタワー12F 1123教室
第五回…01月22日(土)リバティタワー12F 1123教室

岡和田晃さんの『金毘羅』批評連続ツイート

Flying to Wake IslandのThornさんこと岡和田晃さんが、笙野頼子さんから文庫『金毘羅』頂いた記念に、『金毘羅』批評回顧的連続ツイートをされています。
twitterされていない方々にもご覧いただきたいと思い、勝手ながら引用させていただきます。
★は引用した記事へのリンクです。
ちなみに、岡和田晃さんのツイートはこちらでご覧になれます。笙野頼子さまより、文庫版『金毘羅』をご恵贈いただきました。なんという光栄! 所謂「近代文学の終わり」はネオリベラリズムによる文化侵犯のシニカルな肯定にしかならず、それはフィクションにとって致命的だったわけですが、そうした状況に徹底して抗しつつ新たな領域を切り拓いた傑作です。
柄谷行人が「近代文学の終わり」を「早稲田文学」に発表した際、その極めて杜撰なシニシズムへ反論を試みたのは、なぜか笙野頼子と向井豊昭の2人だけでした。向井豊昭については「幻視社」4号に詳述しましたが、笙野頼子はポスト・サイバーパンクと文学精神を見事に集合させたと見るべきでしょう。
そのような姿勢は「アヴァン・ポップ」の実践として結実されます。笙野頼子が参加したワールドコンNippon2007の「アヴァン・ポップ」パネルに触発された拙エントリをご紹介いたしましょう。http://d.hatena.ne.jp/Thorn/20071110/p1
『金毘羅』は、笙野頼子の極私的世界の追究が、ネオリベラリズム下の日本精神の病理に対する積極的な批判たりえることをコンスタティブに証明した、おそらく同時代で日本語で書かれた中での唯一の小説作品でしょう。発売当初の状況から現在の変化を顧みると、その先見性には驚かされるばかりです。
『金毘羅』は近代批判を突き詰めた結果、日本神話の源流にまで行き着いた作品であり、八百万の神性というものが日本のねじれた「近代」においては限りなく抑圧されてきたことを明るみに出しつつ、神話的思考の復権を示した作品であり、むしろ批評的なテクストとして読まれるべきではないかと考えます。
『金毘羅』は幸運にも伊藤整文学賞を受賞した作品ですが、一方著者は発狂したのではと嘲弄された作品でもあります。ですがここで書かれていることを神秘主義への傾斜と読むのは完全な誤りで、ネオリベラリズムが捨象して済ませる「私」というものを描くためにこうした記述を採ったと見…

「文藝」2010年冬季号に序章中篇掲載

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「文藝」2010年冬季号「これだけは読んでおきたいブックガイド2010」に笙野頼子の新作が掲載されているようです。
http://www.bk1.jp/product/03333709
ビーケーワンの「文藝」紹介ページの目次にあるタイトルは、
「小説神変理層夢経・序 便所神受難品その中篇 割り込み託宣小説 地神ちゃんクイズ」
つづきは後篇かと思いきや、割り込まれて中篇になっちゃってる様子。
河出書房新社公式サイト「文藝」紹介ページはこちら
http://www.kawade.co.jp/np/bungei.html

「群像」2010年10月号に笙野頼子の随筆

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「群像」2010年10月号に笙野頼子の随筆が掲載されています。
http://shop.kodansha.jp/bc/books/bungei/gunzo/
タイトルは「新作予定おんたこ今後猫未来未定」、見開きです。飼い猫ドラの介護で一年ほど休んだこと、
別の理由で小説がまとまらなかったこと。
書けない理由を書く小説が新シリーズであるなど。
そして、その新作情報。神変理層夢経シリーズは序章を含め六部作すべての題は「猫(カタカナ)荒神」で統一『千のプラトー』『批評と臨床』とかを時々浮き輪に使っている序章後篇は10月発売の「文藝」冬季号に掲載予定第二章は来年某文芸誌に「猫ストリート荒神」を発表予定但し雑誌発表は老猫介護次第で休むかもだから、おんたこシリーズ番外編はちょっと延期やはり「文藝」冬季号は新作掲載!
イカフェミは、新作や文庫を読みつつゆっくり待ってますので、お気遣いなく。
ドーラ十七歳八ヶ月。三十年ぶりの猛暑にもご息災・それがなにより嬉しい報告です。

「すばる」2010年10月号に「猫ダンジョン荒神(後篇)」掲載

「すばる」2010年10月号に、笙野頼子の小説「猫ダンジョン荒神(後篇)」掲載です。
http://subaru.shueisha.co.jp/contents/1010.html
すばる公式サイトの目次で紹介されています。

笙野頼子『金毘羅』河出文庫から9月3日配本

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河出書房新社のtwitterアカウント・河出文庫から、
笙野頼子『金毘羅』9月3日配本との情報と書影がアップ
http://twitter.com/kawade_bunko/status/22577443958
解説は安藤礼二。著者によるあとがき付で998円。お買い得!twitterでは、表紙カバーの神々しさ華やかさが評判です。
「我は神、我は幸」というキャッチコピーもクール。笙野小説・最新作における一番の参考文献、『千のプラトー』上巻も同時発売。
こちらは、上中下巻の三部作で発売だとか。
ということは、千プラ三部作&金毘羅三部作、仲良く河出書房新社で文庫化ですね。

猫ダンジョン荒神(前篇)感想リンク

馬場秀和ブログhttp://babahide.blog.so-net.ne.jp/2010-08-06
大まかな粗筋を分かりやすく解説しています。Close To The Wallhttp://d.hatena.ne.jp/CloseToTheWall/20100813
一番全体を捉えている感想、かつ細かいネタも広く拾ってます。
素晴らしいですね。必読です。老猫養老日記http://blog.livedoor.jp/fountain801/archives/51698711.html
悲哀の感覚が「ゆでたまごの薄皮の中」という感じ、わかります。佐藤亜紀さんのtweetそれにしても猫ダンジョンは凄い。ってかこれはあなた文字通りーーで、早速真似て見たができないわ、やっぱ。http://twitter.com/tamanoirorg/status/20754477989笙野頼子一人で「純文学」の、あってもいいなくてもいいどうでもいい、を覆している気がする。http://twitter.com/tamanoirorg/status/20755849328正直ーーが何かいまだにわからないので、どなたかこっそり教えて頂けるとうれしいっす。

笙野頼子小説の発売予定リスト

7月から笙野頼子の新作発表が続いていますが、忘れないよう発行予定をメモ。【真夏のSHONO祭?!】刊行リスト07月07日 「文藝」秋季号 序章・前篇「猫トイレット荒神」08月06日 「すばる」9月号 第一章「猫ダンジョン荒神(前篇)」09月06日 「すばる」10月号 に第一章「猫ダンジョン荒神(後篇)」09月07日 『金毘羅』 河出文庫版発売。解説は安藤礼二。千のプラトーも。09月07日 「群像」10月号に随筆「新作予定おんたこ今後猫未来未定」10月07日 「文藝」冬季号 序章・後篇を掲載2011年   第二章「猫ストリート荒神」発表2011年   『萌神分魂譜』『海底八幡宮』順次河出文庫より発行2011年? 『人の道 御三神』書籍化リアルタイムに読むのも、秋にまとめて読むもよし。
ファンにはたまらない収穫の年です。

「猫ダンジョン荒神(前篇)」参考文献メモ

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「すばる」2010年09月号に掲載された、
笙野頼子「小説神変理層夢経 猫未来託宣本 猫ダンジョン荒神(前篇)」参考文献の覚え書きです。
『世界遺産 神々の眠る「熊野」を歩く』は、アマゾンレビューでべた褒めされてました。観光前・後、どちらも楽しめる本らしい。『竈神と厠神 異界と此の世の境』飯島 吉晴 講談社学術文庫 講談社『八幡信仰』中野 幡能 塙新書 塙書房『琵琶法師 “異界”を語る人びと』兵藤 裕己 (岩波新書)岩波書店『荒神信仰と地神盲僧 柳田國男を超えて』高見 寛孝 岩田書院『荒神とミサキ 岡山県の民間信仰』三浦 秀宥 名著出版 『石の宗教』五来 重 講談社学術文庫 講談社『世界遺産神々の眠る「熊野」を歩く 』植島 啓司・著、鈴木 理策・写真 集英社新書 ビジュアル版 集英社

「猫トイレット荒神」参考文献メモ

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「文藝」2010年秋季号に掲載された、
笙野頼子「小説神変理層夢経・序 便所神受難品その前篇 猫トイレット荒神」の参考文献を覚え書き。
それにしても『竈神と厠神』の表紙画像は迫力がありますな。『竈神と厠神 異界と此の世の境』飯島 吉晴 講談社学術文庫 講談社『八幡信仰』中野 幡能 塙新書 塙書房『琵琶法師 “異界”を語る人びと』兵藤 裕己 (岩波新書)岩波書店『荒神信仰と地神盲僧 柳田國男を超えて』高見 寛孝 岩田書院『荒神とミサキ 岡山県の民間信仰』三浦 秀宥 名著出版

「すばる」2010年09月号に笙野頼子の新作

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「笙野頼子「猫ダンジョン荒神」掲載!
すばる2010年09月号をチェック!」と教えて頂き
Amazonみると表紙画像にドーンと笙野頼子の名前あり。そして「すばる」公式サイトにタイトルとあらすじ掲載。
http://subaru.shueisha.co.jp/contents/1009.html
「小説神変理層夢経 猫未来託宣本 猫ダンジョン荒神(前篇)」
長いサブタイ付いてます。
小説神変理層夢経シリーズの第一部・開始だそうです。
後篇もたのしみですね。


河出文庫から9月に『金毘羅』発売予定

河出書房新社のtwitter公式アカウント(@kawade_bunko)の情報によると、
河出文庫から9月に『金毘羅』が発売されるそうです。
http://twitter.com/kawade_bunko/status/19792510314解説は安藤礼二だとか。ワオ!
http://twitter.com/kawade_bunko/status/19893392348さらに『海底八幡宮』や『人の道 御三神』の参考文献である、
ドゥルーズ/ガタリ『千のプラトー』も河出文庫から同じ月に発売。
全三巻で順次刊行されるらしいです。

「文藝」2010年秋季号「小説神変理層夢経・序 便所神受難品その前篇
猫トイレット荒神」の感想をリストアップします。老猫養老日記
http://blog.livedoor.jp/fountain801/archives/51689787.html「きらきらアフロ」というトーク番組で、笑福亭鶴瓶が「子供時代肥溜めにおちてしばらく別名つけられた」と話してたことを思い出しました。馬場秀和ブログ
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2010-07-09「常に一人称は「私」だったと思うのですが、なぜにいきなり「あたし」なのか。」
私も変だと思ってました。
その謎は後篇でわかるのでしょうか?AT13DK さん http://twitter.com/AT13DK/status/18372189540『猫トイレット荒神』読んでから、集合住宅の空中部屋(うち)に屋敷神的なものを見立てるマイブーム。
一人称「あたし」になったのは金毘羅に猫が混じったのかと想像した。
世界観が2択クイズになってる件はとても複雑なのでもう一回読む。
うっかり書くとネタバレっぽくなるし。深夜深夜。私も一人称「あたし」は猫っぽいなと思いました。
一方で文章の語り方が落語みたいなので、「あたし」の方が合うのかなとも思ったり。佐藤亜紀さん 「文藝」の笙野頼子新作を読み始めたら朝になってしまった。荒神様の名前にちょっと感動した。ここまでしっくりくる名前ってちょっとないよ。で、言語の魔術性はやや抑えめに、ただし奔放に、主題から主題と主題へと自在に横滑りを繰り返しながら(滑るというか、複数の層の存在を示しながら、なんだが)ひたすら「重要なこと」を語って行く。それにしても、そうか、あれは荒神様だったのか、と勝手に理解してみたりもする。Close To The Wall http://d.hatena.ne.jp/CloseToTheWall/20100810/p1
感想とあらすじや用語解説、参考文献の紹介、関連リンクなどまとめて下さってます。語り口の引き込み方が何だか詐欺師やそれに類する胡散臭い系の人っぽい感じがする。時に学者のように、時にもみ手で商品を売り込む商人のように、クイズ文学へと引き込んでいくあたりの流れは秀逸だ。語りがうまいというのは、どこか胡散臭いものをまとうところがある。(略)何か手品師…

「文藝」2010年秋季号に新作

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「文藝」2010年秋季号に、笙野頼子の新作が掲載されています。
タイトルは「小説神変理層夢経・序 便所神受難品その前篇  猫トイレット荒神」神変理層夢経は(しんぺんりぞうむきょう)と読むらしいです。
猫トイレット荒神は(ねこといれっとこうじん)かな?
荒神をテーマにしたシリーズ「小説神変理層夢経」を(あちこちで)連載する予定で、
今回はその序章(の前編)だそうです。
後篇は次号2010年冬季号でしょうか。ワクワクします。もくじは河出書房新社の公式サイトで確認できます。
http://www.kawade.co.jp/np/bungei.html
河出書房新社のtwitterで紹介されています。
http://twitter.com/Kawade_shobo/status/17938450296

佐藤亜紀の講義で笙野頼子『母の発達』

6月12日(土)に明治大学で行われた佐藤亜紀さんの講義で
笙野頼子『母の発達』が取りあげられたそうです。
twitterでのレポートをtogetterにまとめてみました。
http://togetter.com/li/29554
こちらはブログでのレポート。
講義全体の流れをコンパクトにまとめた仁木稔さんの記事です。
http://niqui.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/2-46c1.html
細部まで丁寧にレポートされたからくりさんの記事です。臨場感があります。
http://d.hatena.ne.jp/karakuriShino/20100612
こちらはリンク集。
2010年 佐藤亜紀氏特別講義「文学と表現」(続き)関連リンク集

レポートをアップしてくださる方のおかげで、講義に触れることが出来て感激。
いつも感謝しております。
ちなみに次回から本格的に笙野頼子の小説が扱われるそうです。

清水良典の最新笙野頼子論

日本近代文学会の会誌『日本近代文学』第82集に清水良典の笙野頼子論が掲載されているそうです。
http://twitter.com/0o0ray0o0/status/14154463770論文名は「ペンだこが消えたとき―一九九〇年代の笙野頼子におけるディスクールを軸にしてー」教えてくださった0o0ray0o0さんの感想はこちら
http://twitter.com/0o0ray0o0/status/14155923162余談ですが、Amazonで無料で読めるweb文芸誌「Matogrosso」がスタートしてます。
毎週木曜日更新。毎週森見登美彦さんの小説よめるのは嬉しいな。

笙野頼子論と書籍紹介記事と火星人スーツ

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dozeoffさん経由の情報。
白石嘉治『不純なる教養』に笙野頼子論が収録されています。
『不純なる教養』詳細目次
「現代思想」2007年3月号の笙野頼子特集に掲載された
「「金毘羅」 の未来、あるいはネオリベラリズムの終わりを生きるために」のようです。それと、「小説すばる」2010年5月号のジャンル別「暗黒青春小説ブックガイド」
ブサイクの項にて『説教師カニバットと百人の危ない美女』が紹介されています。
担当は岡野宏文さん。さらに産経新聞の「名作まち歩き」に『タイムスリップ・コンビナート』が登場です。
【名作まち歩き】横浜・海芝浦 笙野頼子著「タイムスリップ・コンビナート」
http://sankei.jp.msn.com/culture/books/100502/bks1005021801009-n1.htm最後に、twitterで「だいにっほん三部作」の火星人スーツがわからないと呟いたら
低級霊さんとdozeoffさんによる火星人スーツ考察が展開。
http://togetter.com/li/19501
おんたこ登場音楽「すっちゃんすっちゃん」はドラム裏打ち?@AT13DKという話も。
みなさんは何の音だと思います?

『金毘羅』が河出文庫より9月発売決定!

今人気?のtwitterに笙野頼子のコメントが掲載されました。
河出書房新社アカウントの下記記事です。
http://twitter.com/Kawade_shobo/status/12204129715
笙野頼子さんの伊藤整賞受賞作『金毘羅』が河出文庫より9月発売決定!
特別にコメントをいただきました
「すばるの長編がちょうど半分。そのあと文藝の連作に着手予定。
九月の金毘羅文庫用エッセイ準備中。
ドーラは認知症が進んだけど、運動食欲は良好で情緒も安定し十七歳四ヶ月目飼い主も幸福なう。」それによると、河出文庫から発売される『金毘羅』は9月に延期。
・すばるの新作「猫未来荒神」が半分くらい進んでいる
・その後「人の道 御三神」単行本に着手予定
・文庫版『金毘羅』のエッセイ準備中
・ドーラ十七歳四ヶ月健康
というところでしょうか。やっててよかったtwitter。

Panzaさん休止と岡和田さんがSFマガジンに

笙野頼子ばかりどっと読むにピリオド。http://d.hatena.ne.jp/Panza/
笙野頼子の小説の読解を中止される模様。
ずっと読書の参考にしていただけに、残念です。
でもいつまでも頼っている訳にはいきません。
今までお疲れさまでした。毎月の文芸時評欄が4月から田中和生に毎日jp 対談:今、文芸時評に求められるもの 新旧筆者、川村湊さん・田中和生さん
『だいにっほん、おんたこめいわく史』の登場人物の性別を読み違えたり、
フェミニズムの論理を女被害者・男加害者固定化の論理と勘違いしている人に、
文芸時評欄を任せて大丈夫なのでしょうか?S-Fマガジン2010年05月号に岡和田晃の第5回日本SF評論賞・優秀賞を受賞した『「世界内戦」とわずかな希望――伊藤計劃『虐殺器官』へ向き合うために』が掲載されています。『虐殺器官』という小説は読んでいて絶望的な気分になる作品。
それを深く掘り下げ、理解を深めつつ、生きる希望を読み出だしています。
岡和田さんの文章の魅力、若々しくて前向きな情熱が「わずかな希望」というテーマにピッタリで説得力がありました。岡和田さんは「彼の死をダシにしてしまったのでは」とコメントしていますが、
伊藤計劃の読者は彼の死にショックを受けています。
二冊しか読んでない私ですら、少なからず喪失感を持っているくらいです。
岡和田さんの喪の作業は、読者にとっても良い喪の作業になるのではないでしょうか。
その時必要なものを、そのとき文章にできるのも大事な仕事。
そういう意味においても、今この論文を共有する必然性があったのだと私は思います。

Happy Birthday

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頂き物の10kgサンふじリンゴで猫型アップルパイをつくってみました。

猫パイ、実は二作目で、一作目は黒猫に…。

遅まきながら「人の道 御三神」の書評をみつけました。
読売新聞2009年4月28日の文芸時評です。
文芸同志会通信 : 文芸時評<文学4月>読売新聞・文化部 山内則史記者
http://bungei.cocolog-nifty.com/news/2009/04/post-c345.htmlネット内神社〈人の道御神宮〉のトップページからその内容を開いて読んでいく感覚の小説である。
��略)
クリックすれば別の場所に飛んでいけるネット空間の軽さが、この小説にはある。同感、読んでいてネットの感覚をありありと思い出しました。
ブログにコメントしたら閉鎖みたいな、あるあるネタも楽しかったな。

岡和田晃さんの『渋谷色浅川』小論

岡和田晃さんの笙野頼子『渋谷色浅川』小論が掲載されています。
TOKON10実行委員会公式ブログ | 東京SF大全17『渋谷色浅川』そして3月25日発売予定のSFマガジン5月号には、
第5回日本SF評論賞・優秀賞を受賞した『「世界内戦」とわずかな希望――伊藤計劃『虐殺器官』へ向き合うために』が掲載されるそうです。

装丁の亀は表9匹裏5匹?

「新潮」2010年3月号小説家52人の2009年日記リレーにて
笙野頼子さんが紹介していた『グリーン・カルテ』川上亜紀。
2001年までに発表した短編小説を収録した本なんです。
読んだ感想をtwitterにつぶやいてました。掃除の合間に(さぼりに)『グリーン・カルテ』川上亜紀を読んでいる。
新潮の日記リレーで笙野さんが紹介してた本。
面白い。早めのテンポがここちよい。
早口で力があるのに脱力系。それは入院小説だからだ。
私も今胃の調子がわるく体だるいので、脱力しながら笑っている。
川上亜紀『グリーン・カルテ』読んだ。おもろい。
現実→連想→現実とつなぐのがうまい。
「医者から厳禁されている飲食、派手な化粧、インド舞踊……。いや化粧やインド舞踊は特に禁止されていない。」
なんで突然インド舞踊?でも流れに不自然さがない。そこがいい。そしたら川上亜紀さんから鍵コメント頂きました。びっくり!
いま同人誌「モーアシビ」に詩と文章を寄稿されているそうです。
アワワな私はとりあえず検索してみた。
「モーアシビ」とは写真、詩、散文、翻訳、評論なんでもありの総合誌らしい。
現在20号まで発行されている。スゲー。
16号~18号で川上さんは『北ホテル』という小説を連載したらしい情報もゲット。
「MAKI'S Poem Page」http://www1.nisiq.net/~kz-maki/
こちらに問い合わせると分けてもらえるみたい。そして詩集はアマゾンなら売っている。
詩集『生姜を刻む』新風舎 1996/11
詩集『酸素スル、春』 七月堂 2005/3あと「凹む夏」という文章みつけた。
http://www1.nisiq.net/~kz-maki/doujin/epoem/11kawak.htm
そうそう、このリズム。心地いいです。未読の方はぜひ堪能あれ。

毎日新聞2010年2月18日に「二百回忌」

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Don Quixote BBS経由の書評情報です。
毎日新聞2010年2月18日朝刊の17面
「死という鏡─現代小説を読む─」第42回に
笙野頼子「二百回忌」が取りあげられています。
笙野頼子三冠小説集 (河出文庫)』の書影つき。
著者は三輪太郎さん。作家兼文芸評論家。
ヴェトナムの古都フエが河によって生者の街と死者の街に別れている話から、
生と死の二項対立、その対立によって死を鏡として生を映し出ている、
「二百回忌」は「奇想天外、痛快無比な鏡」と紹介されます。 宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』に先立つこと七年、著者はヤオヨロズのドンチャン騒ぎ、神仏習合ならぬ生死習合の大祝祭を描きました。 二百回忌という祭りに反射されるカニデシの日常は、とことん干からびて、退屈で、出口がない。 近代とは、一面で、祭りと日常の境を溶かしてゆく過程でしたが、生死の習合は日常からかたくなに排除されました。生死の習合が排除された日常は干からびている、と。
伊藤計劃『ハーモニー』に描かれていたように、死を排除した生活は単調で窮屈になるのだろうか。

この河出がすごい!2009 第六位に

このカワデがすごい!座談会2009にて
年末に行われた「この河出がすごい!2009」twitter投票の結果が発表されました。
海底八幡宮』が第六位にランクインしています。
twitter上で投票されたつぶやきが一覧できる Togetter - まとめ「この河出がすごい!2009」には、「歴史の裂け目から名もなき民の声が聞こえてくるようだった。」という感想も寄せられています。

グリーン・カルテ

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今月は文芸誌に掲載ないんだー、とのんびり温泉入っていたら、
「新潮」3月号【100年保存大特集】小説家52人の2009年日記リレー
「笙野さん担当分に「ショニ宣」登場してますよ!」とdozeoffさん。
慌ててDon Quixote BBS見たら「笙野頼子読者向けTwitterリスト」が出来てる。
http://twitter.com/jasminoides/kompira
Twitter笙野ファンは最新情報や読書感想をつぶやく時に#kompiraつけたら、リスト入りできますよ。
http://twitter.com/#search?q=%23kompira
急いで「新潮」買ってきましたよ。笙野さんの日記は12/4~12/9の一週間。
叔父の財産相続手続きや飼い猫の介護で忙しく、
2009年は「長編遅延イヤー」「華厳視点イヤー」
「まあ姉が背中にしょってる大宇宙は少しだけ待たせておくよ。ふっ。」とハードボイルドお疲れ風味。
新作情報もあり。
・すばるで新作「猫未来荒神」掲載予定
・『金毘羅』文庫は2010年5月発売予定
nigellanoireさんによると文庫化したら金毘羅文学論序説を載せると『徹底抗戦!文士の森』にあったとか。
実現するかどうか楽しみです。12/4のアマゾンのレビューが削除の基準がわからぬ話ああー、ありましたね。今ぐぐってみると、アマゾンに問い合わせた人の記事を発見。
アマゾンレビュー削除の真相(2008年11月20日)-つぶやきかさこ
・レビューにある「通報する」ボタンで、荒らしレビューを通報できる
・通報数が一定数溜まると自動的に削除される
今もそのシステムのままかどうかはわかりません。「ええ、全面敗訴と、ワイネフ」これは2009年4月にワイネフさんを小谷野敦さんが名誉毀損で訴えた件ですね。
HPワイネフのタバコメブログの小谷野批判を削除と「300万円」の損害賠償を請求した民事訴訟。
判決はワイネフさんがアップしてくださってます。
小谷野敦裁判記(1)答弁書
小谷野敦裁判記(2)判決このときリアルタイムでブログを見ていた事を思い出します。
訴訟予告したまま音沙汰がない小谷野さんに、ワイネフさんが裁判しようとさかんに挑発していたのが印象的でした。
本年読書、書名がわかるものをメモ12/4
霊獣―「死者の書」完結篇」安藤礼二 新潮社 2009/5
東京」佐藤 洋二郎  講談社  2009…

twitter発猫の本フェアに愛別外猫雑記

東京新聞:『つぶやき』発 猫の本フェア ツイッター、書店に革命
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20100205/CK2010020502000055.html
文京区千駄木二の往来堂書店で2月5日~3月4日まで猫本フェアが開催されるそうです。その猫本のリストはブクログにアップされています。
twitter猫本棚(猫フェアブックリスト)- ブクログ
『愛別外猫雑記』も入ってます!
猫本棚地図によると名古屋や岡山の書店も開催されるそうです。
あと、おそまきながら私めもtwitter始めてみました。
http://twitter.com/momochi8
天気とかニュースとか世間話ばかりつぶやいています。

「文藝」2010年春季号で笙野エッセイ

新年あけましておめでとうございます。
今年も迷惑を顧みず笙野頼子ネットストーキングを続けていきます(きっぱり)
のでお付き合いのほどよろしくお願いいたします。さっそく「文藝」2010年春季号で笙野さんのエッセイが掲載されています。
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309977287
今号は島本理生特集。
「作家による作品解説」コーナーにて笙野さんは『リトル・バイ・リトル』を解説しています。
話は変わりますが「笙野頼子ばかりどっと読む」では2009年を振り返る記事を書かれています。
http://d.hatena.ne.jp/Panza/20091231/p1
『海底八幡宮』の感想リンク集も増えてます。素晴らしい。
それによると今後の予定は
2010年 『人の道御三神』書籍化 金毘羅三部作文庫化はじまるかも?
2011年 新テーマの新作でるかも?
みたいな感じでしょうか。
今年新作発表がないのは残念なものの、その間に参考図書をゆっくり読めますな。