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12月, 2008の投稿を表示しています

こちらこそ感謝感激です

今年も今日でおわり。
笙野頼子の活動を振り返ってみる。01月 『萌神分魂譜』河出書房新社
04月 『だいにっほん、ろりりべしんでけ録』講談社
05月 短編「九条越え前夜と火星人少女遊廓の誕生」「論座」2008年6月号
09月 長編「海底八幡宮」「すばる」2008年10月号
12月 『おはよう、水晶――おやすみ、水晶』筑摩書房三冊の新刊と新作長編「海底八幡宮」の文学誌掲載。
だいにっほん三部作が完結編が出版される年とあって、
京都大学新聞、エスクァイア日本版、論座の三つの雑誌で特集がくまれた。
そして6月前後にひそかに三つの講演が行われていた(らしい)。
さらに田中和生との論争がらみで「三田文学」に反論、六エッセイと活躍の一年。追いかけるのに精一杯で、理解しているかまったく心許ない。
『おはよう、水晶――おやすみ、水晶』では創作の心境が書かれているし、
出たばかりの「Panic Americana」Vol.13に掲載された講演録では『萌神分魂譜』を解説している。
年明けは照らし合わせながら、再読することからはじめよう。

馬場秀和ブログで笙野頼子新作紹介記事

馬場秀和ブログでさっそく『おはよう、水晶――おやすみ、水晶』と講演録の感想が掲載されています。
どれもコンパクトに内容を紹介していてわかりやすい。
購入を検討されている方はぜひ読んで欲しい記事です。『感情の本質、唯一絶対の他者(「Panic Americana vol.13」掲載)』
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2008-12-20
『おはよう、水晶-おやすみ、水晶』
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2008-12-23
とんでもない一行脱落を「ヒトトンボの仕業」とは洒落てます。私は連載を読んでいなかったので、[お詫びと訂正]をみて
ミステリを読む前に犯人をバラされた気分になりましたよ。
そして子供の時「オリエント急行殺人事件」のトリックをバラされたトラウマを思い出しました。
よりによってミステリー史上最高傑作をばらす奴があるか!うわーん!

「おはよう、水晶―おやすみ、水晶」が発売!

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Don Quixote BBSによると一行脱落があるそうです。
��97頁3行目と4行目の間に一行ぬけているとのこと。
筑摩書房にお詫びと訂正記事がでています。
さりげに発売日も「12月18日発売」に変更になってるよ…。
訂正の紙は入っていなかったけど…書店に並んでいる本には入っているんだよね?
----------18日追記ここまでオンライン書店で取り扱いが始まりましたよ。
ビーケーワンの紹介ページ
e-honの紹介ページ
セブン&ワイの紹介ページ
Amazon.co.jpの紹介ページおはよう、水晶―おやすみ、水晶」はPR誌ちくまの連載を書籍化した新刊。
��連載期間は2006年6月号~2008年6月号。)
ビーケーワンの説明によると「大幅な加筆・書き下ろし」が加えられているとか。楽しみ!

「ユリイカ」2008年12月号 特集 母と娘の物語

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「ユリイカ」2008年12月号 特集 母と娘の物語を立ち読みしたら
『母の発達』を取りあげているコラムがありました。【永劫回帰する 「母」】
母と格闘する娘たち。文藝ガーリッシュ的な九つの断章(千野帽子)
【母娘今昔物語】
『母の発達』 小論 娘は母の幻を支配するか(佐藤康智)
【資料】 母と娘の物語ブックガイド・小説篇(編=浅野安由)おすすめはブックガイド。短い文章ながら本質をとらえた素晴らしい解説。
キリスト教的にいうと母は神で絶対的な力をもつと始まって絶対的な母の支配は、内在的な力でなく近代構造的権力である…みたいな感じだったと思います。
「99%のカフカ的悪夢と1%のユーモア」(たった1%?)という文もおもしろい。
短い文章なのでぜひ立ち読みしてみてください。

「Panic Americana vol.13」に笙野講演録

Don Quixote BBS経由の笙野頼子情報です。
慶応義塾大学巽ゼミの年刊誌「Panic Americana vol.13」に
2008年6月3日に慶應義塾大学三田キャンパスで行われた講演「感情の本質、唯一絶対の他者」のテキスト版が収録されているそうです。
「海底八幡宮」で触れられていた「6月の都心の大学の講演」だと思います。
一部700円。公式サイトからメールで購入申し込みできます。

おはよう、水晶―おやすみ、水晶 各書店の紹介ページ

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『おはよう、水晶-おやすみ』の書影がe-honに掲載されているのをPanzaさん経由で知りました。
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032178864&Action_id=121&Sza_id=LL
Amazon.co.jpでは予約受付開始しています。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480804161/
セブン&ワイにも掲載されました。
http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/32178864


毎日新聞12月11日夕刊に笙野頼子インタビュー

毎日新聞12月11日(木)夕刊に笙野さんのインタビュー記事が掲載されています。
帰りたい:私だけのふるさと 笙野頼子さん 三重県伊勢市
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20081211dde012070015000c.html
新聞には顔写真も大きくのってます。「帰りたい 私だけのふるさと」はゲストの故郷をインタビューするコラム。
前回は大岡信さんで、三嶋大社を身近な存在として気持ちの支えにしていたとか。
そのほのぼのした語りとは打ってかわって、今回は客観的にふるさとが語られています。 高校を出てから名古屋、京都、東京、と転々とし今は家を買って千葉にいます。転居するたびに自分の故郷を発見していきました。
 京都と寺院の関係、江戸と首都の重なり、千葉では神仏習合がそのまま残っているのを取材したり、その度伊勢という原点に、気付かされることになった。そういえば、私のふるさとは寺院のそばに神社が必ずありました。
いたるところにお地蔵様があって、小さい神社やお寺・教会も多かった。
それがフツーと思っていたけれど、違いました。
離れてみないと、わからないものです。 そこから宗教史と自分史を重ねた「金毘羅」などのような作品を書くようになり、ここ数年は特に、伊勢に育ったことが私を作家にしたのだと思えるようになりました。
 これからもずっと、どこにいても伊勢を見ていようと思っています。どこにいても故郷を見ていよう…とても印象深い言葉。
客観的にふるさとから距離をとっていながら、自分の奥深く故郷が根付いてると語る。
笙野さんにとって故郷はみつめつづける場所なんですね。

ダイアリー・家計簿コーナーを見るのが好き

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本屋さんにいくとこの季節、ダイアリーや家計簿が展示している。
たくさんあって、どれにするかまよっちゃいますよね。これが楽しい。家計簿をつけるのをわすれてしまう、続かないという人におすすめなのが、このポケット家計簿No.41
財布と一緒にもっておけば、いつでもどこでも書けるので便利。
一人の一日の買い物などそう多くはない。買ったそばから書き込んでいけばいい。
そういう家計簿なのだ。
そのために欄がおおきめ。あとで計算したり書き直しもできる。これは個人の財布がいまいくらあるかを把握するためにつくられた「わたしのお金ノート―節約生活(祥伝社黄金文庫)」の形式をひきついだ家計簿。
文庫の家計簿とは面白い!とはじめたら5年も続いている。
ノートを最後まで使い切ったことがない、日記も三日続いたことがない私が。スケジュールも書けるのが便利で、この三万円は何?というのこともない。
引き落としやクレジットの欄もあるし、うめていくと自然に週計支出、月計支出、年間の収支もできるスグレものだ。とはいえ、もっていても書き忘れてしまうのが人間。
レシートもらえなかったときは、手持ちのレシートの裏にメモするようになった。
あとでみたとき思い出せるから。
自販機で缶ジュースを買ったときもメモメモ。
ペンを持っていないときは?誰かに借りればいいのだ。
意外に周りの人はペンをもっている。