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笙野頼子エッセイ「近況ご報告」資料室に掲載

笙野頼子さんより近況報告を頂きました。7月23日より笙野頼子資料室に掲載しています。 近況ご報告 2019年07月21日(日) | 笙野頼子資料室 (追記:8/7に猫写真を一枚追加しました。ピジョンさんのピンク肉球だよv) 近況ご報告です ご無沙汰しております 皆様お元気ですか ピジョンは元気です 舌のしまい忘れ老猫部門です 私がそばによると舌が出てきます 午前中に選挙に行ってきました 今共産党のJCP With Youチームに対して シングルセックススペース問題について意見を述べています 連作第三回百枚来月号、志賀直哉・天皇・中野重治の続編 短い報告で申し訳ありません がんばりすぎて、お医者様に絶対休めと言われてしまいました 湿度がすごくて参ってしまいます 皆様もお体大切に 笙野頼子 ピジョンさんの舌出し画像、かわいい(*´ω`*) 共産党のJCP With Youとはこちらでしょうか。 日本共産党 個人の尊厳とジェンダー平等のための JCP With You 「シングルセックススペース」がよくわかりませんが、トランスジェンダー女性が女子トイレや女湯に入れるかどうかという話でしょうか。 連作第三回とは群像で掲載中の連作小説、笙野頼子「会いに行ってーー静流藤娘紀行」ですね。 群像7月号笙野頼子「会いに行ってーー静流藤娘紀行」第2回掲載 第三回目は、8/7発売予定の「群像」9月号に100枚掲載予定?! 100枚とはすごい!そりゃドクターストップもかかります。めっちゃ楽しみですね。

赤旗7/8(月)に武田砂鉄&笙野頼子対談記事

しんぶん赤旗 2019年7月8日(月)8面に対談シリーズ「さあ、文学で戦争を止めよう」が掲載されました。 笙野さんが文学で戦争を止めるべく、文学者と連帯していく対談シリーズも4回目になりました。 今回は武田砂鉄さん。8面ぜんぶ対談ですよ! 第1弾 2018/08/17 木村紅美さん 第2弾 2019/01/07 島本理生さん 第3弾 2019/04/29 多和田葉子さん そして第4弾は、「新潮45」や幻冬舎・見城徹を批判する書き手・武田砂鉄さんとの対談。 著書『 紋切型社会 』や『 日本の気配 』から政治家の失言の話から、権力の代弁者の話に。 代弁者をそろえ言葉持たぬ政権 武田  政界でも芸能界でも文学の世界でも、何かを論じようとした時に、対象に近い書き手が好まれる傾向がありますね。「実は安倍さんってこういう人なんだよ」と。そんなことはどうでもいい。安倍さんや麻生さんとこんなに仲がいいんだよ、と匂わせる「論客」が、政界の内部に迫る人物として持ち上げられる。当然、権力側は重宝します。どんどん近づいてもらえば、批判しなくなりますから。近さを売りにする書き手が並べば、権力側はラクチンなのです。 笙野  それこそ国事さえも閉じた世界です。国会とは何か? 言葉です。議論と、その記録です。しかし今や国会では、問題になりそうなことを記録しない。戦争法も強行採決のどさくさに紛れて速記録がない。つまり、採決や可決だって無いも同然なのではないか。自衛隊日報問題、森友・加計学園問題でも記録の隠蔽、廃棄、改ざんが立て続けに起こるから、前の問題が隠れてしまう。 武田  今の権力者を見ていると、言葉を持たないほうが権力を維持できるのではないかと思えてくる。百田尚樹、ケント・ギルバート、松本人志、見城徹など代弁者をそろえればいい。扇動する言葉を使うのが上手な彼らに、言葉を委託していく。自分の言葉を持たない政権、周囲の応援団に肉付けしてもらっているのかもしれません。 確かに。政権の具体的政策より、外注の代弁者の意見ばかり耳に入ってくる気がします。講談社「ViVi」と自民党のコラボもありましたし。 武田  笙野さんの作品は怒りが表面化していますよね。怒りを持ち続け、繰り返し表明することが必要です。秘密保護法、安保法制、共謀罪、TPPと、「問題が生じる→反対の声が上がる