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河出文庫から9月に『金毘羅』発売予定

河出書房新社のtwitter公式アカウント(@ kawade_bunko )の情報によると、 河出文庫から9月に『金毘羅』が発売されるそうです。 http://twitter.com/kawade_bunko/status/19792510314 解説は安藤礼二だとか。ワオ! http://twitter.com/kawade_bunko/status/19893392348 さらに『海底八幡宮』や『人の道 御三神』の参考文献である、 ドゥルーズ/ガタリ『千のプラトー』も河出文庫から同じ月に発売。 全三巻で順次刊行されるらしいです。
「文藝」2010年秋季号「小説神変理層夢経・序 便所神受難品その前篇 猫トイレット荒神」の感想をリストアップします。 老猫養老日記 http://blog.livedoor.jp/fountain801/archives/51689787.html 「きらきらアフロ」というトーク番組で、笑福亭鶴瓶が「子供時代肥溜めにおちてしばらく別名つけられた」と話してたことを思い出しました。 馬場秀和ブログ http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2010-07-09 「常に一人称は「私」だったと思うのですが、なぜにいきなり「あたし」なのか。」 私も変だと思ってました。 その謎は後篇でわかるのでしょうか? AT13DK さん http://twitter.com/AT13DK/status/18372189540 『猫トイレット荒神』読んでから、集合住宅の空中部屋(うち)に屋敷神的なものを見立てるマイブーム。 一人称「あたし」になったのは金毘羅に猫が混じったのかと想像した。 世界観が2択クイズになってる件はとても複雑なのでもう一回読む。 うっかり書くとネタバレっぽくなるし。深夜深夜。 私も一人称「あたし」は猫っぽいなと思いました。 一方で文章の語り方が落語みたいなので、「あたし」の方が合うのかなとも思ったり。 佐藤亜紀さん  上 中 下 「文藝」の笙野頼子新作を読み始めたら朝になってしまった。荒神様の名前にちょっと感動した。ここまでしっくりくる名前ってちょっとないよ。 で、言語の魔術性はやや抑えめに、ただし奔放に、主題から主題と主題へと自在に横滑りを繰り返しながら(滑るというか、複数の層の存在を示しながら、なんだが)ひたすら「重要なこと」を語って行く。 それにしても、そうか、あれは荒神様だったのか、と勝手に理解してみたりもする。 Close To The Wall  http://d.hatena.ne.jp/CloseToTheWall/20100810/p1 感想とあらすじや用語解説、参考文献の紹介、関連リンクなどまとめて下さってます。 語り口の引き込み方が何だか詐欺師やそれに類する胡散臭い系の人っぽい感じがする。時に学者のように、時にもみ手で商品を売り込む商人のように、クイズ文学へと引き込んでいくあたりの流れは秀逸だ。語りがうまいというのは、

「文藝」2010年秋季号に新作

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「文藝」2010年秋季号に、笙野頼子の新作が掲載されています。 タイトルは「小説神変理層夢経・序 便所神受難品その前篇  猫トイレット荒神」 神変理層夢経は(しんぺんりぞうむきょう)と読むらしいです。 猫トイレット荒神は(ねこといれっとこうじん)かな? 荒神をテーマにしたシリーズ「小説神変理層夢経」を(あちこちで)連載する予定で、 今回はその序章(の前編)だそうです。 後篇は次号2010年冬季号でしょうか。ワクワクします。 もくじは河出書房新社の公式サイトで確認できます。 http://www.kawade.co.jp/np/bungei.html 河出書房新社のtwitterで紹介されています。 http://twitter.com/Kawade_shobo/status/17938450296