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新作長編小説&猫写真『猫沼』1/25刊行予定

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近況報告でミルキィ・イソベさんと猫写真集を出すとありましたが、 笙野頼子さんの書き下ろし長編小説『 猫沼 』が、ステュディオ・パラボリカより2021年1月25日発売予定です。ついに。 2000円(税抜)、208ページ。初版にはカラー猫写真帖16Pの付録つき。 装幀はもちろんミルキィ・イソベさん、装画に渡邊加奈子さん、書影が格好良いです! ステュディオ・パラボリカ: 【新刊】笙野頼子『猫沼』 装幀:ミルキィ・イソベ 装画:渡邊加奈子「母子像」 本体価格:2,000円+税 発行:ステュディオ・パラボリカ 四六判/208ページ/上製 ISBN978-4-902916-43-0 C0093 ★初版限定! カラー猫写真帖「猫沼二十年」付き 16ページ Amazonと楽天で予約始まってます。 追記) parabolica-bis 公式ショップで予約始まりました。 今ならサイン本が選べます。2月22日まで送料無料。 スマートレターで発送されるそうで、追跡番号欲しい方はネコポス(送料385円)にもできるとか。 https://www.parabolica-bis.com/SHOP/books_103.html いつも初めて会う 笙野頼子、今 沼底からひびく 澄んだ魂の声 老いと病い その向こうに突如あらわれる死。 向かい合い、寄り添い、 ゆめに書く うもれても書く 共に暮らしたすべての猫に出会うために。 回転するしっぽ、ちっぽ、ぷっくん、ぷっくん。しっぽ、ちっぽ、ひょんひょんくるりん、くるりん、ぴょん! 猫と一身に生きる 笙野頼子 書き下ろし! 内容紹介、そして可愛いテキスト〜。もう来年が楽しみでしかないんですけど! 【新刊 1/25発売!】 笙野頼子『猫沼』 初版のみ、笙野頼子さんによる写真&エッセイの猫写真帖「猫沼二十年」が付きます! 色校チェック中です〜〜 装画は渡邊加奈子さん https://t.co/OylHqUPyo1 #笙野頼子 #猫沼 #ステュディオパラボリカ pic.twitter.com/SWLTSe2B1q — パラボリカ・ビス+夜想 (@yaso_peyotl) December 23, 2020

講談社文芸文庫『海獣・呼ぶ植物・夢の死体 初期幻視小説集』 11/12に刊行

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笙野頼子『海獣・呼ぶ植物・夢の死体 初期幻視小説集』が講談社文芸文庫より11月12日刊行です。 2000円+税・352ページ。電子版は11/11より配信、1600円+税。 講談社BOOK倶楽部: 『海獣・呼ぶ植物・夢の死体 初期幻視小説集』(笙野頼子)講談社文芸文庫 Amazon: 海獣・呼ぶ植物・夢の死体 初期幻視小説集 (講談社文芸文庫) 楽天ブックス: 海獣・呼ぶ植物・夢の死体 初期幻視小説集 馬場秀和ブログにさっそく解説アップされています。 ● 『海獣・呼ぶ植物・夢の死体 初期幻視小説集』(笙野頼子) 「どうしても「あ、これは後のあれに発展するやつだ」とか感じてしまう。」 わかる。どうしても連想してしまう。試行錯誤されてるとしみじみする収録作は以下の通り。 「海獣」… 「群像」1984年8月号 (底本『夢の死体 笙野頼子初期作品集2』1994年11月) 「柘榴の底」「海燕」1988年8月号 (底本『増殖商店街』1995年10月 講談社) 「呼ぶ植物」「群像」1989年5月号 (底本『夢の死体 笙野頼子初期作品集2』) 「夢の死体」「群像」1990年6月号 (底本『夢の死体 笙野頼子初期作品集2』) 「背中の穴」「群像」1991年10月号(底本『居場所もなかった』1998年11月 講談社文庫) 「記憶カメラ」書下ろし 解説「「超小説」との再会」菅野昭正、年譜と目録は山﨑眞紀子。電子書籍にも収録されていますよ。 「海獣」は京都の一人暮らし、「柘榴の底」「呼ぶ植物」「夢の死体」は東京八王子時代、「背中の穴」は(騒音酷い)小平に引っ越す話。六編全て文体が少し違ってて面白いですな。 「夢の死体」で二見シーパラのイルカが出てるの、忘れていたな。 書き下ろしの短編「記憶カメラ」は、レンズに水の入ったデジカメの写真を再生しているとなぜか混じる東京時代の写真から、収録作を振り返る話です。 記憶を記すと言うよりその記憶がなぜ残っていたか、その理由が大切と思っている。 おそらく私は古い記憶を使って、自分の今から過去に渡る思考や現在を掘り起こしているのだ。それは、過去の復元であると共に、書いている現在が求める「創作」である。だって「思い出した」というのはまさに今の自分の切実な現状の故なのだから。 京都時代の難病ゆえの辛さ、若い女性ゆえの困難

Female Liberation jpに「共産党の見解」と「flj読者の皆様へ」公開

Female Liberation Japanに笙野頼子さんの「共産党の見解」が10月18日に掲載されています。 共産党の見解 | Female Liberation jp 日本共産党ジェンダー平等委員会に笙野さんが質問し、その返事についてまとめたコメント。 上のサイトに笙野さんが問い合わせフォームから寄せたメッセージを、許可を得て公開されたそうです。 不勉強だから、状況がよくわからないけれども、 「 お礼とお知らせ近況報告 」の追記の最後に「共産党の某委員会事務局に何度かメールしていくつか質問しました」とあったけど、その返事をまとめたものなのかな。 追記(10月末) フェミニズム×トランスライツ勉強会が10月25日に日本共産党に送った問い合わせの内容が公開されています。 【日本共産党への問い合わせ】笙野頼子氏による記事「共産党の見解」を受けて 笙野さんの質問と委員会からの見解の全文の公開を求めています。 追記(11/02) 日本共産党中央委員会からの回答。質問の公開は控えるとの事。 トランスジェンダーをめぐる議論について~個人の尊厳を守りジェンダー平等をめざす立場から - 日本共産党 個人の尊厳とジェンダー平等のための JCP With You ( フェミニズム×トランスライツ勉強会 Twitter より) 追記(11/07) Female Liberation Japanに笙野頼子さんの「flj読者の皆様へ」が11月7日に掲載されています。 flj読者の皆様へ  | Female Liberation jp まとめ元のメール画像と事情説明です。and 一連の経緯を編集部が解説(助かる〜)。 やりとりの中で、なりすましの痴漢=「女湯侵入派」と命名、略して「侵入派」と使っていたそうです。 ちなみに「ブログのスクリーンショット」というのは笙野頼子資料室の近況報告ですね。 外堀捨丸さん「これらスクリーンショット撮っておいた」Twitter これ最初から24時間限定公開と決まっていた近況なんです。前もって言えばよかった。何も考えずに上げて、説明不足で怪しまれる結果になってしまって申し訳ないです。 (メモ) 2018年12月5日、日本共産党、立憲民主党、国民民主党他野党5党1会派で、「性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関

静岡新聞10/29「大自在」で『会いに行って』紹介

静岡新聞10月29日(木)「大自在」で、笙野頼子『会いに行って 静流藤娘紀行』が紹介されています。 2020年10月29日【大自在】|静岡新聞アットエス 期せずして、藤枝と親しかった画家の作品展が、静岡市駿河区の駿府博物館で開かれている。富士宮市に長く暮らした曽宮一念は、視力を失って筆を折った。青年時代に油絵に熱中した藤枝が、展示作「虹」(1950年)の別作を気に入り交友が始まった。 「会いに行って」の最終盤、娘に車椅子を押された藤枝が登場する。春の優しい海に真っ白な船を見つけ、娘は言う。「曽宮一念さんのあの絵のような」。展示作「白い船」(69年)の前で、心象の海原をゆく藤枝と曽宮、笙野さんを思う。 10月24日より開催中の駿府博物館「曽宮一念展」で、作中で語られていた「虹」や、ラストシーンの「白い船」も展示されているそうです。 「曽宮一念展 朽ちることなき心象風景」は開館50周年記念の企画。静岡県美も同時開催。 ● 静岡県立美術館「曽宮一念とその時代」9/15-11/15 ● 駿府博物館「曽宮一念展 朽ちることなき心象風景」10/24-12/20 ● 平野美術館「駿府博物館名品展」 平野美術館には、装丁画を担当された青木鐵夫さんの作品を所蔵してるそうです。 装丁の作品ではございませんが、当館では表紙を手がけられた青木鐵夫先生の作品を複数所蔵しております。現在も一部が浜松の平野美術館で展示中です。 — 曽宮一念展 朽ちることなき心象風景 (@sumpu_museum) October 30, 2020

11/12に講談社文芸文庫『海獣・呼ぶ植物・夢の死体 初期幻視小説集』刊行予定

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(電子書籍は11月11日配信開始!) 笙野頼子『海獣・呼ぶ植物・夢の死体 初期幻視小説集』が講談社文芸文庫より11月12日刊行予定です。解説は菅野昭正さん。2,000円+税・352ページ。 痛みと不遇が憧憬を輝かせた。 二十五歳でデビュー後、十年間本は出ず、八〇年代の片隅風呂なし四畳半送金あり、痛みと希死念慮をかかえた独居の歳月。 不屈の思考と憧憬で紡いだ、幻の初期作品群。 現在から過去を振り返る書下ろし「記憶カメラ」併録。 〈収録作品〉 海獣 柘榴の底 呼ぶ植物 夢の死体 背中の穴 記憶カメラ 版元.com: https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784065217900 Amazon: 海獣・呼ぶ植物・夢の死体 初期幻視小説集 (講談社文芸文庫) 紀伊國屋書店: 海獣・呼ぶ植物・夢の死体 初期幻視小説集 / 笙野頼子 楽天ブックス: 海獣・呼ぶ植物・夢の死体 初期幻視小説集 1980年代後半に発表した作品を収録した『 夢の死体 笙野頼子・初期作品集2 』より「海獣」「呼ぶ植物」「夢の死体」、『 居場所もなかった (講談社文庫) 』の「背中の穴」、『 増殖商店街 』の「柘榴の底」が収録されています。 そして「記憶カメラ」は書き下ろし。楽しみですね! 「海獣」は鳥羽水族館のあざらしの描き方がリアルだったな。強烈に印象に残ってます。 『夢の死体』で評価が高い「虚空人魚」が抜けているのは残念ですが、文芸文庫『戦後短篇小説再発見10 表現の冒険』に収録されているからかもしれません。 「冬眠」は『 猫道 単身転々小説集 』の方に入ってます。

赤旗9/29・東京新聞9/30の文芸時評と図書新聞10/17に「引きこもりて コロナ書く」、日経新聞9/26夕刊文学周遊に「タイムスリップ・コンビナート」

しんぶん赤旗 2020年9月29日(火)10面の文芸時評「文学作品と言論の自由」に笙野頼子「引きこもりて コロナ書く #StayHomeButNotSilent」(「群像」2020年10月号)が取り上げられています。 作者は文芸評論家の岩渕剛さん。 新型コロナウイルスの感染は一向に収束には至っていない。長期にわたる対応が求められる中で、そこから浮かび上がる社会の姿が見えてくる。 笙野頼子 「引きこもりて コロナ書く」(『群像』) は、 この間の政府の施策と照らし合わせながら、自らに見える風景を描いていく。政府の政策は「ひたすら一貫して不動の対策を、或いは無策を、ただもう、ただただもう民を苦しめるために行う」ものだというのである。そこにはTPP(環太平洋連携協定)を推進し、 種苗法を変え、この国を自立できないものにしようとする意図があると、以前からの作者の主張を現在の状況に重ね合わせて述べていく。もちろん、そうした動きに反対する「農民連」の人たちもいて、作者は時々、 国会の前でその人たちと共闘もする。作者はこの事態を書き続けることで、現代を告発していく。 そして作者は、この国の人々の中にある不条理を考える。「なぜ我が国びとは不運な弱者や被害にあった人が姿を現すとその存在自体に怒るのであろうか、そして声をあげると黙らせるのであろうか」。ネットで広がるさまざまなバッシングを捉えながら、それが決して現代だけの特別なものではないことだとして、この国の「伝統」や「土俗」 のありようを問いかける。 確かに、空気のようにある土俗的な呪いそのものが原因ではないか、自覚的に呪い返さなければ自由になれないのではないかという問いかけかもしれませんね。 東京新聞 2020年9月30日(水)夕刊の伊藤氏貴さんの文芸時評にも笙野頼子「引きこもりて コロナ書く」が紹介されています。 「引きこもりてコロナ書く」(「群像」2020年10月号)で、笙野頼子はまさしく難病と闘いつつ、SNSやコロナについての考え方を煮詰める。たとえばコロナによって中止を余儀なくされた近所の「チューリップ祭り」で、人の集まるのを避けるためやむなく花の刈り取られたあとの写真がネットに出回り、それに対する非難が渦巻いた。刈らねばならない人の気持ちを推し量ることなく一方的に責め立てるこの風潮が「今のこの国の土俗、習俗、国民性」

「群像」10月号に笙野頼子「引きこもりてコロナ書く」掲載、エッセイ「お礼とお知らせ近況報告」に追記

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「群像」2020年10月号に、笙野頼子さんの新作小説「引きこもりてコロナ書く#StayHomeButNotSilent」が掲載されました。57pで中編のボリュームです。 ・ 群像公式サイト ・ Amazon: 群像 2020年10 月号 ・ 楽天ブックス: 群像 2020年 10月号 追記: 馬場秀和ブログに感想がアップされています。内容がよくわかります。 『引きこもりてコロナ書く #StayHomeButNotSilent』笙野頼子(「群像」2020年10月号掲載) しかし、菅政権になってから簒奪がさらに露骨になってませんか。 書評は別の記事にまとめました> 赤旗9/29文芸時評と図書新聞10/17に「引きこもりて コロナ書く」、日経新聞9/26夕刊文学周遊に「タイムスリップ・コンビナート」 2月から感染拡大したCOVID-19は、第2波はさらに感染力を増しで9月も感染者が絶えません。 この小説の主人公にもコロナ禍は降りかかります。 なぜ政府は緊急事態宣言を出さねばならぬほど、感染拡大を許したのか。 院内感染で医療崩壊しそうなのに、なぜ84億円の補助金付きの入院ベッド数削減法をそのまま通すのか。 サージカルマスク不足に極薄ガーゼマスク二つ配布で対応するのか。 感染防止のため止むを得ず、80万本のチューリップを刈り取った件に抗議する人たちがいるのか。 なぜ不運な感染者や被害者を見ると怒り、声を上げると黙らせようとする人達がいるのか。 その理解不能な行動を、古代8世紀のケガレと祓いの権力者メンタリティまで遡り、安倍政権ならぬ阿鼻叫喚内閣の正体を土俗視点でそのケガレを国民に押し付ける無責任性を描き出していきます。 だって、ほら、国会を見るがいい。そこにあって現セーフが演じてるあれ。あれはけして、政治でもなんでもない。ただの、くっされ土俗が行うお呪い化したグローバル略奪だ。p85 野党が何を聞いてもまともに答えず、ご飯論法で逃げて強行採決ですからね。 閉店しろ。今の内閣には真先に閉店して貰いたい。何がセーフかお前らこそがもっともアウトでデンジャラスだ。なのでコロナを消すまでにまずお前らが消えろ。p77 安倍首相は8月28日に辞任したのに、次が決まるまで仕事するとか、官房長官がなぜか次期首相候補とか。これじゃ何も変わってない。 アベノマス