Panzaさん休止と岡和田さんがSFマガジンに

笙野頼子ばかりどっと読むにピリオド。

http://d.hatena.ne.jp/Panza/
笙野頼子の小説の読解を中止される模様。
ずっと読書の参考にしていただけに、残念です。
でもいつまでも頼っている訳にはいきません。
今までお疲れさまでした。

毎月の文芸時評欄が4月から田中和生に

毎日jp 対談:今、文芸時評に求められるもの 新旧筆者、川村湊さん・田中和生さん
『だいにっほん、おんたこめいわく史』の登場人物の性別を読み違えたり、
フェミニズムの論理を女被害者・男加害者固定化の論理と勘違いしている人に、
文芸時評欄を任せて大丈夫なのでしょうか?

S-Fマガジン2010年05月号に岡和田晃の

第5回日本SF評論賞・優秀賞を受賞した『「世界内戦」とわずかな希望――伊藤計劃『虐殺器官』へ向き合うために』が掲載されています。

『虐殺器官』という小説は読んでいて絶望的な気分になる作品。
それを深く掘り下げ、理解を深めつつ、生きる希望を読み出だしています。
岡和田さんの文章の魅力、若々しくて前向きな情熱が「わずかな希望」というテーマにピッタリで説得力がありました。

岡和田さんは「彼の死をダシにしてしまったのでは」とコメントしていますが、
伊藤計劃の読者は彼の死にショックを受けています。
二冊しか読んでない私ですら、少なからず喪失感を持っているくらいです。
岡和田さんの喪の作業は、読者にとっても良い喪の作業になるのではないでしょうか。
その時必要なものを、そのとき文章にできるのも大事な仕事。
そういう意味においても、今この論文を共有する必然性があったのだと私は思います。



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