岡和田晃公式サイトに笙野頼子さんのコメントが掲載

岡和田晃公式サイトに笙野頼子さんのコメントが掲載されています。
「アホフェミ」について(笙野頼子さんの見解) - Flying to Wake Island 岡和田晃公式サイト(新)
イカフェミの意味について解説しておられます。
イカフェミは拙作に登場する偽のフェミニズム、イカサマのイカ、偽という意味、それは原初的な女性の戦い、怒り、悲しみを乗っ取ってその本質や大切な部分を、無効化してしまう捕獲装置である。マスコミや研究の腐敗によって、本質を欠いたまま形骸化、巨大化したものである。これをすでにフェミではないとして小説の中で、私は十年以上前から批判している。
『だいにっほん、おんたこめいわく史』が出た2006年前後からずっと批判されています。
そういえば「だいにっほん」三部作の続編で「いかふぇみうんざり考」を出すという話もありましたね。それが今「ひょうすべの国」「ウラミズモ奴隷選挙」という形になっているのでしょうか。

新宿ベルクの話はこちらにまとめられているようです。
新宿ベルクはなぜ炎上したのか わたしがモンスタークレーマーに仕立て上げられるまで - 新宿ベルクはなぜ炎上したのか

ツイートはこちらでしょうか。

反権力ブリッコしながら権力追従する姿をタコグルメ・おんたこと命名し、その一種としてイカフェミを描いたというのは、著作を読めば明確。
『レストレス・ドリーム』で「バカ女」という言葉を解体しているし、読んでたら普通になしと思えるはずなのですが。

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