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赤旗11/25『ウラミズモ奴隷選挙』書評木村紅美さん

赤旗2018年11月25日(日)日曜版の文化面に笙野頼子『 ウラミズモ奴隷選挙 』の書評が掲載されました。 評者の木村紅美さんがTwitterに記事をアップしてくださっています。ありがとうございます! 11月25日付け「赤旗」に載った笙野頼子さん『ウラミズモ奴隷選挙』の書評です pic.twitter.com/sTZNlgBUgS — 木村紅美 (@waremokouko1) November 28, 2018 本書には、水源が世界企業に買い占められ、貧しい人は、川の水、それも汚れた「安い川の水」を買うしかなくなる、といった、グロテスクさにひりひりする近未来への警告が細部にまで無数に詰まっている。著者の小説を初めて読む人は、ジャズの即興演奏を思わせる、言葉と言葉が衝突し、うねりまくり、想像力を彼方へ飛ばし、一億総奴隷化との抗い方を探るリズムに巻き込まれてみてほしい。 廃案に追い込んだはずの水道民営化法案が衆議院を通過したりしてる今こそ、グロテクスさにぞーんとしながら読めますからね。 女人国ウラミズモに対して男尊国「にっほん」と表記しているの、わかりやすくていいですね。

『ウラミズモ奴隷選挙』サイン本が書店に

笙野頼子『 ウラミズモ奴隷選挙 』のサイン本が書店に並んでいるそうです。 横浜のブックスキタミ港南台店と千葉のときわ書房志津ステーションビル店は写真をアップしてくれてます。 他の書店にも入荷しているかもしれませんよ。 この度、志津ノーベル文学賞に選ばせて頂いた『ウラミズモ奴隷選挙』。 本日なんと笙野頼子先生がご来店下さいました! ご覧の最高超絶POPと特製オビ、そしてサイン本を頂いております。 なんだかこちらが頂いてばかりで恐縮ですが、笙野先生、誠にありがとうございました!(日) #志津ノーベル賞 pic.twitter.com/oXXe7gKC3P — ときわ書房志津ステーションビル店 (@tokiwashizu) November 13, 2018 笙野頼子さんの「ウラミズモ奴隷選挙」(河出書房新社さん)著者直筆サイン本入荷しました。 pic.twitter.com/Fy3BZeoRMQ — ブックスキタミ港南台店 (@kounanda_kitami) November 15, 2018 ときわ書房さんでは、なんと『 ウラミズモ奴隷選挙 』が志津ノーベル文学賞に選ばれています。 そして!本日選考委員のひとりである店長(日)による受賞作発表がありました。見てくださいこのシンプルなPOP。下手な言葉を費やす必要などない、読めばわかる。受賞理由など、読んだあなたが見つけられるはず。その力がある本たちだ。そんな想いをナカノヒト(関)は受け取った!!次はあなたが(文字数) pic.twitter.com/UPhhzcf2V2 — ときわ書房志津ステーションビル店 (@tokiwashizu) 2018年11月9日 本家ノーベル文学賞ほどではないにしても、売れるハズですたぶん!

笙野頼子『ウラミズモ奴隷選挙』10/25発売&感想リンク

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笙野頼子さんから新刊『 ウラミズモ奴隷選挙 』をご恵贈賜りました。ありがとうございます! 装幀はもちろん、ミルキィ・イソベ+安倍晴美(スチュディオ・パラボリカ)ですよ! ウラミズモの白梅学園にちなみ?白梅と真昼の月をモチーフにした、明るくも怖ろしさを併せ持つデザインでクール。 折返しには主な登場人物が紹介されているので、途中で誰か分からなくなっても安心です。 電子書籍版も12/7より各社で配信されています。 記事index 収録内容 感想リンク 書評リンク 本書は「文藝」2018年秋号に掲載された、TPP警告長編「 ウラミズモ奴隷選挙 」を収録。 「だいにっほん」三部作のスピンオフ『 ひょうすべの国 』の続編。 2016年にTPP批准され、水道法改悪、種子法廃止、働き方改革は悪法化し、人口の75%が奴隷の「にっほん」。 女人国「ウラミズモ」は、選挙で「民主的に」国家戦略特区を占拠していた。 ウラミズモ領土となったS倉では、エリート白梅高校ではオストラの最終決定が行われようとしていた。 「にっほん」凶悪犯罪者を管理する男性保護牧場の実質的ボスであり移民である市川房代、彼女を尋ねる一千年以上生きる姫神、生え抜きエリート高校生・猫沼きぬと又尾銀鈴の語りやメールが交錯し、一見平和なウラミズモ社会とTPP地獄の「にっほん」が描かれていきます。 『 植民人喰い条約 ひょうすべの国 』の続編ではありますが、知らなくてもわかるよう前書きで解説されています。 公式サイトの内容紹介 or帯文を読めば、過去作忘れちゃった人もバッチリ内容についていけますよー。 収録内容 前書き「初読み?大丈夫、ようこそウラミズモへ」11p 「ウラミズモ奴隷選挙」(「文藝」2018年秋号) 「後書き 離脱への道」5p 「次回予告ーー作者、欲望のままに」7p 資料 ・ Web河出[書き下ろし短篇小説]ウラミズモ、今ここに ・ 笙野頼子資料室「近況ご報告その他」 ・参議院議員・野村哲郎、河野太郎へのメール ・文藝家協会評議会への手紙 前書きでは、注意点がひとつ。 まず、このTPPというものを単独のひとつだけの恐怖とは取らないでお読みください。いわゆるメガ自由貿易全体の問題として捉えてください。このTPPには沢山の仲間があり、その名をRCEPと行った...

岡和田晃公式サイトに笙野頼子さんのコメントが掲載

岡和田晃公式サイトに笙野頼子さんのコメントが掲載されています。 「アホフェミ」について(笙野頼子さんの見解) - Flying to Wake Island 岡和田晃公式サイト(新) イカフェミの意味について解説しておられます。 イカフェミは拙作に登場する偽のフェミニズム、イカサマのイカ、偽という意味、それは原初的な女性の戦い、怒り、悲しみを乗っ取ってその本質や大切な部分を、無効化してしまう捕獲装置である。マスコミや研究の腐敗によって、本質を欠いたまま形骸化、巨大化したものである。これをすでにフェミではないとして小説の中で、私は十年以上前から批判している。 『だいにっほん、おんたこめいわく史』が出た2006年前後からずっと批判されています。 そういえば「だいにっほん」三部作の続編で「いかふぇみうんざり考」を出すという話もありましたね。それが今「ひょうすべの国」「ウラミズモ奴隷選挙」という形になっているのでしょうか。 新宿ベルクの話はこちらにまとめられているようです。 新宿ベルクはなぜ炎上したのか わたしがモンスタークレーマーに仕立て上げられるまで - 新宿ベルクはなぜ炎上したのか ツイートはこちらでしょうか。 「イカフェミ(笙野頼子・作)」があるんだから「アホフェミ」も普通にありでしょなにこだわってるのか — 森川暁夫 (@tokiomori1) October 17, 2018 反権力ブリッコしながら権力追従する姿をタコグルメ・おんたこと命名し、その一種としてイカフェミを描いたというのは、著作を読めば明確。 『レストレス・ドリーム』で「バカ女」という言葉を解体しているし、読んでたら普通になしと思えるはずなのですが。

web河出に笙野頼子『ウラミズモ奴隷選挙』内容紹介と著者コメント

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最新作『 ウラミズモ奴隷選挙 』発売を10/24に控えて、「web河出」に笙野頼子さんのコメントが掲載されています。 ・ 奴隷国だ!「にっほん」には奴隷しかいない! ーー笙野頼子『ウラミズモ奴隷選挙』発売迫る!!|Web河出 『 ウラミズモ奴隷選挙 』内容紹介とあらすじ、主な登場人物の紹介まで解説。 作品の背景や世界観を押さえているので、これを読めば、初めての人も新刊が楽しめますね。 時はTPP批准、高プロ法成立、水道法の改悪から約半世紀後、舞台は世界企業の植民地となった奴隷国「にっほん」。そこは世界銀行に住む妖怪ひょうすべと、その手下にして政権与党「知と感性の野党労働者同盟(略称・知感野労)」、その党員ジュニアで構成される「NPOひょうげんがすべて(略称・ひょうすべ)」に支配されていた。女性も時にその手下となり、ひょうすべの婦人部である、「野党リベラルフェミニズム、手をつなごう男とだけ(略称・ヤリテ)」に加入して偽のフェミニズムである、イカフェミニズムで同性を苦しめていた。 かつては世界一豊かだった国、しかし愚かにもTPP批准で国家主権を失った。そのジェンダーギャップも114位からさらに底辺へ。性暴力、経済暴力、差別暴力が支配原理となり、男尊化と植民地化はとどまるところを知らぬ。少女は遊郭に送られ、農地は核廃棄物の置き場にされ、痴漢とヘイトスピーチを警察が守り、国民の75パーセントは債務の奴隷。井戸は埋め立てられ水道代は五倍、払えぬ人々は川の水を汲んで逮捕される。女性は幼女妊婦までも滅亡の危機に……。ならば? 死ぬしかないのか? 逃れよう、隣国へ! 方法は二通り。 ひとつは自力での移民や亡命、もうひとつは隣国ウラミズモへの帰属を決定する投票、奴隷選挙である。もしこの奴隷選挙に勝てばその選挙区はにっほんから離脱できる。ただしこれらで救われるのは、実は女人だけ。というのもこのウラミズはまさに女人国で、……。 旧茨城県を領土として、不意に出現した歴史浅き国。ここには危険施設の引き受けを独立条件とした黒歴史がある。しかし今では……。 TPP不参加のゆえに水と食べ物に恵まれ、国家主権は保たれ、老後も医療も無事。子供は外国の精子を買ってシングルマザーかダブルマザー(夫婦ならぬ婦婦)で産む。女性移民も受け入れ、人口は増えていた。むろんユートピアではな...

「新潮45」10月号の記事に笙野頼子の抗議文がnoteに

笙野頼子さんの抗議文が北原みのりさんのnoteで9/20より公開されました。 私たちは抗議する 笙野頼子・北原みのり|Minori Kitahara|note 馬場秀和ブログにもさっそく紹介されています。 『私たちは抗議する 笙野頼子・北原みのり』(note掲載2018年9月20日) この抗議文は、「新潮45」2018年10月号特別企画「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」小川榮太郎「政治は「生きづらさ」という主観を救えない」の記事を批判したもの(ちなみに『杉田水脈』論文とは同誌8月号杉田水脈「「LGBT」支援の度が過ぎる」です)。 そもそも性だけの問題なのか。尊厳の問題だ。しかも社会との関係性の問題である。人は光を求める。社会的存在である。光の下で、好きな人と暮らしたい。 というかこの痴漢擁護論考、文学についても全体についても論考とも何とも呼べぬ低劣さである。何も言っていない。すべてを貶めて卑怯犯罪や猥褻語で汚し、下劣な一人合点をしているだけだ。 全く同感です。 異性愛という性的指向は堂々と公表できるのに、なぜ違うLGBTだけが「性的嗜好」扱いを受け、隠せと言われ、LGBT保証するなら痴漢する権利も保証すべきと、性犯罪扱いされねばならんのでしょう。 この記事全てが同性愛者に対する差別。 杉田水脈「「LGBT」支援の度が過ぎる」では「同性愛の人たちに対して、「非国民だ!」という風潮はありません」とありますが、いま特別企画で差別しているではないですか。 9/22日(土)にしんぶん赤旗にもまとめ記事が。笙野さんのコメントが掲載されています。 『新潮45』の杉田氏擁護特集/社内から批判、作家も/「差別を野放しするな」  作家の笙野(しょうの)頼子さんは小川氏の寄稿について、「被害者の人間性や性の尊厳を、卑怯(ひきょう)犯罪になぞらえておとしめる低劣な暴論。そもそも新潮社は密室か? 刊行物は独り言か? 報道は偏向させているくせに。痴漢だけ自由とは。編集長更迭!」と本紙に語りました。 9/18(火)に「新潮45」10月号が発売されてから、各所で内容が批判され炎上中です。 ・ 痴漢とLGBTの権利をなぜ比べるのか。「新潮45」小川榮太郎氏の主張の危険性、専門家が指摘 ・ LGBTは、性的嗜好ではない。「新潮45」小川榮太郎氏の主張はここが間違って...

群像10月号創作合評に「ウラミズモ奴隷選挙」&10/24書籍化

近刊情報サーチによると、10月 17日 24日に「ウラミズモ奴隷選挙」が書籍化されるようです。 http://comingbook.honzuki.jp/?detail=9784309027364 河出書房新社 「ウラミズモ奴隷選挙」 ページも。 笙野頼子『ウラミズモ奴隷選挙』 でAmazonに予約ページができています。 「群像」2018年10月号 の創作合評に笙野頼子「ウラミズモ奴隷選挙」が取り上げられています。 http://gunzo.kodansha.co.jp/50516/52373.html 安藤礼二・蜂飼 耳・小澤英実さんらの合評です。 丁寧なあらすじ説明があり、本作の構造が明確になって理解が進みます。 安藤  笙野さんは、ある時期から作品の一つずつをフィクションとして自立させてはいません。現実の世界と同様、自身が作り上げたフィクションの世界にも歴史が積み重ねられてゆく。書くもの全てが有機的につながりあい、全体として現実の世界を先取りし、現実の世界を転覆していく想像力の世界を一連の稀有な作品群として書き続けている作家です。p376 小澤  この作品の舞台である近未来の世界は、現実社会がデフォルメされていますが、一部の描写はデフォルメではなく、完全にシンクロしていて、過剰でもなんでもない。だからいまはデフォルメと感じるところも、来るべき未来の姿が描かれていると思えて恐ろしかったです。p379 蜂飼  作中でTPPが繰り返し批判されていたり、「ウラミズモ奴隷選挙はいきおいを増し、今では関東一円の経済特区がウラミズモの占領下になっていた」という流れがあって、笙野さんの強い想像のフィルターを通して、リアルな社会問題に対抗しようというもくろみが感じられますよね。p380 蜂飼  最後に銀鈴が書いた論文はさまざまな形態の暴力を巡ってのことで、これが中心的なモチーフになっていることは間違いないですよね。p382 ・沼際の石神夫婦。去った夫が戻ってきたら息子キャラなのはなぜか ・ウラミズモに終わりの方で女装男子が出て来るのは多様性か ・にっほんに対抗しているウラミズモの在り方も暴力だと自覚的である ・奴隷選挙とオストラは表裏一体の関係 などなど様々な要素を語られていて、読み応えがありました。 図書新聞【3367号、9月15日号】岡和田晃さ...