日経・朝日・読売・東京新聞・週刊読書人に野間文芸賞受賞記者会見

(追記)
12月11日(木) 東京新聞中日新聞夕刊文化面にも。
「書くことは闘うこと」 野間文芸賞、笙野頼子さん会見 |中日新聞プラス
笙野さんの受賞作『未闘病記』(講談社)は、膠原(こうげん)病の一種「混合性結合組織病」と診断された自身の体験をもとにした私小説。昨年、病名が判明するまで原因不明のまま長年不調に苦しんできた。患者数が少ない上、同じ病名でも人によって症状が異なるため他人に理解されにくい特徴があるという。

 笙野さんは「相手に伝えるには、いろんな努力をしなければならないと思って生きてきた」とこれまでを振り返り、「自分の身体の中に見えないけれど自分を攻撃するものがある。究極の他者に出会った」と執筆に与えた影響について話した。「全身の関節が動かなくなって家の中を転がり回っても、肉体に負けるものか、手が動けばメモをとってやるぞと思う。私小説が根本にある作家。書くことで救われると同時に、書くことは闘うことだと思っている」。信念を語った一方で「もっと重い症状の方もいる」と同じ病に苦しむ人を気遣った。
「書くことは闘うこと」というのは著作でいつも書かれていますね。
(追記)
さらに11月27日(木)の日経新聞夕刊に野間文芸賞記者会見のようすが掲載されました。
「他者とは自身」 闘病小説が受賞 日本経済新聞
 「原因も分からず、自分が自分を攻撃する。他者とは自身だった」。このほど開かれた受賞決定の記者会見で強調したのは、重症患者への配慮。病が理解されにくく、心ない言葉をかけられても「彼らは怒る体力もなく、その嘆きは計り知れない」と訴えた。
本書においても、社会的理解が少ないことを批判されていましたね。

(追記)
朝日新聞11月18日(火)朝刊の文化面で第67回野間文芸賞の記者会見が掲載されました。
(ことば)笙野頼子さん 野間文芸賞を受賞:朝日新聞デジタル
週刊読書人2014年11月14日号8面にも。
ー ー ー ー ー
毎日新聞11月7日朝刊のひと欄につづいて、
読売新聞11月11日(火)朝刊文化面で野間文芸賞・新人賞受賞記者会見が紹介されています。
「立ち直るヒモの男 野間文芸新人賞 難病患う自身の日々 野間文芸賞」
野間文芸賞は、笙野頼子さん(58)の『未闘病記』(講談社)。膠原病の一種である「混合性結合組織病」という難病を患う自らの日常をつづった「闘病記私小説」だ。感染症予防のマスクを外して記者会見に臨んだ笙野さんは、「肉体に負けるものか、手が動けばメモをとってやるぞという気持ち。根本に私小説のある作家は書くことで救われ、闘っている」。創作への衰えることのない情熱をほとばしらせた。
そう、いつも前向きでひたむきな創作意欲なんです。新作『猫キャンパス荒神』も楽しみです。

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