群像2014年11月号に追悼文
稲葉さんと笙野さんの交流、猫の話、最後にあった時の印象など綴られています。
稲葉真弓さんといえば、『愛別外猫雑記』で、
笙野さんが保護した若猫坊ちゃんをボニーと名付け、飼い主となってくれた方。
ルウルウとモイラのため、手元供養にと骨壺に敷く座布団を縫ってくれた稲葉さんは手芸が得意なのですね。その優しさに目頭が熱くなりました。
ミーさんは稲葉さんを満たす幸福だった。「ボニーは愉快な友達、親友なの」飼い主亡き後、ボニーは遺族の方々に大切にされているそうです。安心しました。
そのご遺族が校正された単行本未収録エッセイ集が10/15に発売だそうです。
稲葉真弓『少し湿った場所』幻戯書房
さっそく馬場秀和の感想がアップされています。
馬場秀和ブログ 笙野頼子『猫の戦友』(群像2014年11月号掲載)
『猫の戦友』(群像2014年11月号掲載)(笙野頼子)。「何よりも猫によって、私たちの人生はクロスし続けた。訪問した時もされた時も、猫のためだった。他の人々からハスキーと称される彼女の声はその時、やはり、少女のようだった」。稲葉真弓さんへの追悼文が掲載。飼猫ボニーは無事とのこと。
— 馬場秀和 (@babahidekazu) 2014, 10月 7