図書館文学アンソロジーと『花の命はノー・フューチャー』復刊

図書館情調 (シリーズ紙礫9)
日比嘉高編著『図書館情調 (シリーズ紙礫9) 』に 笙野頼子「S倉極楽図書館」(by『片付けない作家と西の天狗』)が収録されるそうです。皓星社より6月10日発売。
猫の泉さんのツイートでもくじが紹介されてました。
「図書館情調」 萩原朔太郎
第一部 図書館を使う
「出世」 菊池寛
「図書館」 宮本百合子
「文字禍」 中島敦
「世界地図を借る男」竹内正一
第二部 図書館で働く
「柴笛詩集」 渋川驍
「少年達」 新田潤
「司書の死」 中野重治
「図書館の秋」 小林宏
第三部 図書館幻想
「深夜の道士」 富永太郎
「S倉極楽図書館」 笙野頼子
「図書館幻想」 宮澤賢治
「図書館あるいは紙魚の吐く夢」高橋睦郎
「図書館」 三崎亜記
解説 日比嘉高
図書館に関わる小説を集めたアンソロジーなんですね。

来月はもう一つ、ブレイディみかこ『花の命はノー・フューチャー』復刻版が6月6日に発売されます。
この本に収録されているらしい『母の発達』書評を読みたかったんです。でもずっと絶版で。復刊してくれて嬉しい限り。
200p大量加筆プラス解説に栗原康、帯文に佐藤亜紀とは正にデラックスエディションや。

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