「文藝」2012年秋号に「母のぴぴぷぺぽぽ」
「文藝」2012年秋季号に、
笙野頼子「母のぴぴぷぺぽぽ 『母の発達』半濁音編」が掲載です。
「文藝」2007年冬号 笙野頼子特集に掲載された「にごりのてんまつ『母の発達』濁音編」では
注(2) パピプペポの母については、また、そのうちね。――作者
とありましたが、そのパ行の母がついに登場したようす。
くわしくは公式サイトの目次を参照ください。
文藝の案内|河出書房新社
馬場秀和さんがさっそく感想をツイート。さらにブログを更新。はやっ!
『母のぴぴぷぺぽぽ 『母の発達』半濁音編』(笙野頼子):馬場秀和ブログ
『母のぴぴぷぺぽぽ 『母の発達』半濁音編』(笙野頼子)。文藝12夏号掲載。「今後の私は反原発をもかねますのよ、これからは売れる反原発判りやすい反原発トラブルのない反原発だけを報道します。だって私以外の反原発では再稼働が出来ませんもの」。そう、プルトニウムの母はいつも爽やかやった。
— 馬場秀和さん (@babahidekazu) 7月 6, 2012
まさかの韓流ドラマネタ、プルトニウムの母vsプロメテウスの母(原子力と火力の戦いっ)による「ぷ」の母代表決定戦の背後に渦巻くヤラセ嫌がらせインチキ…。これはヤツノの幻想かも知れないがまさに今の日本を描いてる。(笙野頼子「母のぴぴぷぺぽぽ 『母の発達』半濁音編」文藝2012年秋号)
— モモチさん (@momochi8) 7月 7, 2012
おもわず自分も感想ツイートしてみたり。さらに他の方のツイートもメモってみたり。
図書館に資料コピーに行き、リファ依頼待ち時間に『文藝』に掲載された笙野頼子さんの新作!『母のぴぴぷぺぽぽ『母の発達』半濁音編』を読む。こ、これは!!! すばらしすぎて悶絶。
— 春巻@東京さん (@harumaki_r) 7月 9, 2012
プルトニウムの母vsプロメテウスの母。「変わった変わったと言われる震災以後の社会、しかしそれはただ震災の前も後もただただただただ、たった一種類の嫌さがまかり通るだけだった」。で韓国ドラマの「パピプペポの華麗なる宮廷劇」である。
— 春巻@東京さん (@harumaki_r) 7月 9, 2012
笙野頼子「母のぴぴぷぺぽぽ」(「ぷ」を誰にする?プルトニウムの母か、プロメテウスの母か。)(そう、プルトニウムの母はいつも爽やかやった。そしてぺろぺろと舌を出して頭をかき、はきはきした大声でこう唱えた。「なんでも一方的に考えるのは止めましょうね怒るのって不毛だわ」)
— @ゼミのマダムさん (@JADE1900_2011) 7月 9, 2012
そして、老猫養老日記に「母のぴぴぷぺぽぽ 『母の発達』半濁音編」の感想アップされましたよ。
で、すっごーく気になった所。引用~P200「シリーズ中止の本当の理由を通告されたりもしているけどね、」~って、さ。読みたいんですけど。『小説神変理層夢経』シリーズ。『大菩薩峠』みたいに長編になっても。(ならなくても。いや、なるだろう。)
これ『小説神変理層夢経』シリーズのことだったの?
私「だいにっほん」三部作続編かどっちだろうと迷ってる。
「ロリタコ」の話から中止の話にいく流れだから、「だいにっほん」かなあと。