講演録「感情の本質、唯一絶対の他者」をアップ

ムカデに足の小指をかまれて腫れて、歩くと痛いモモチです。

講演録「感情の本質、唯一絶対の他者」の全文をアップしました。
笙野頼子資料室:慶応大学講演「感情の本質、唯一絶対の他者」
「Panic Americana」Vol.13に収録された講演録をHtml化したものです。
掲載を許可してくださった慶應義塾大学巽孝之ゼミの皆様に感謝します。

この講演録は2008年6月に慶応大学で行われた講演をテキスト化したもので、
「Panic Americana vol.13」に掲載されています。
http://web.mita.keio.ac.jp/~tatsumi/blog/2008/12/200813mirror.html
これは巽ゼミが発行する年刊誌で、ゼミの学生さんが作られているようです。
巽孝之×小谷真理対談やギルモア講演、宇沢美子さんの『ハシムラ東郷』トーク、
ウィリアム O. ガードナーの今敏監督批評、ゼミ生さんたちの寄稿などバラエティに富んでいます。

私のお気に入りはラフカディオ・ハーンについての講義です。
ハーンのように虫や自然の美しさを理解して、脱近代化したいものです。
でも噛まれるのはいやだけど。

「鏡造人間ミラーマン」も文章がおもしろいです。特撮番組ミラーマンの魅力を熱く解説してくれます。
最終回の43話と44話が伝説的におもしろいらしい。
ちょうど今、チャンネルnekoでミラーマンを放送してるんですよ。
みていたら、敵の罠にはまって巨大化して団地をぶちこわしていました。
正義の味方のミラーマンが。
善悪は見方で変わるってことですね、ミラーマン!
今は37話。もうすぐ最終回。たのしみだなー。



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