夫が代理出産を強行したインド代理出産

代理出産:誕生前に離婚、女児出国できず 日本人夫婦、インド人女性に依頼

インドで代理出産によって生まれた子どもが、依頼者がいる日本にこられず困っている。
ニュースだけでは、なぜ出国できないのかわからなかった。
インド人代理母と日本人夫を両親として出生届をだせばパスポート取得して帰国できるからだ。
続報によると事情があって出生届がだせないらしい。

 7日夜、インドの代理人から電話があり、「出生届には遺伝的な父母を記入することになっており、遺伝的な母は匿名の卵子提供者なので母の欄は空欄だ」と伝えられた。すると、父母ともにインド人でなくなるため、子どもはインドの市民権を得られず、「パスポートを得ることはできないだろう」とも言われたという。
代理出産の赤ちゃん インド市民権も困難 asahi.com 2008年8月8日13時28分

 インド紙タイムズ・オブ・インディアなどによると、日本人の男性医師(45)と妻だった女性(41)は昨年11月、インド人女性と代理出産の契約を締結。夫の精子とドナーから提供を受けた卵子を体外受精させ、受精卵をインド西部アーメダバードの病院でインド女性の子宮に移植、今年7月25日に女児が誕生した。
インドの代理出産赤ちゃん 依頼の日本人夫婦が離婚で出国不可 産経ニュース 2008.8.7 20:10

日本人妻ではなく、誰かの卵子を使ってインド人女性に代理出産した→
誰が母親かわからない→出生届がだせない→出国できないとなっている様子。

では日本人妻にすればいいと思うが、できない深い事情があったようだ。
インドでの代理出産の話(1)ぜろだまBlog

離婚にいたる経緯をまとめると…
・男性が結婚前からインド代理出産を計画
・結婚してすぐ不妊治療
・二ヶ月後に不妊治療でインドへ 妻の同意なしに代理出産行う
・代理出産は夫婦の同意が必要、妻は強引に同意させられた
・卵子はネパール人ドナーから提供?
・夫が日本人夫婦の子としてインドで出産証明書をだす考え
・妻は自分の実子になることを拒否→離婚
妻が自分で出産したいにもかかわらず、夫が代理出産を強行したということか。
これは離婚するのも納得だ。

妻らしき人の相談があったとブログで引用された「babycom」高齢出産VOICE掲示板をみていたら、突然削除されて閲覧できなくなった。
日本で報道された日に削除するということは、本当に妻の書込みだったのかもしれない。



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