装丁の亀は表9匹裏5匹?

「新潮」2010年3月号小説家52人の2009年日記リレーにて
笙野頼子さんが紹介していた『グリーン・カルテ』川上亜紀。
2001年までに発表した短編小説を収録した本なんです。
読んだ感想をtwitterにつぶやいてました。

掃除の合間に(さぼりに)『グリーン・カルテ』川上亜紀を読んでいる。
新潮の日記リレーで笙野さんが紹介してた本。
面白い。早めのテンポがここちよい。
早口で力があるのに脱力系。それは入院小説だからだ。
私も今胃の調子がわるく体だるいので、脱力しながら笑っている。

川上亜紀『グリーン・カルテ』読んだ。おもろい。
現実→連想→現実とつなぐのがうまい。
「医者から厳禁されている飲食、派手な化粧、インド舞踊……。いや化粧やインド舞踊は特に禁止されていない。」
なんで突然インド舞踊?でも流れに不自然さがない。そこがいい。

そしたら川上亜紀さんから鍵コメント頂きました。びっくり!
いま同人誌「モーアシビ」に詩と文章を寄稿されているそうです。
アワワな私はとりあえず検索してみた。
「モーアシビ」とは写真、詩、散文、翻訳、評論なんでもありの総合誌らしい。
現在20号まで発行されている。スゲー。
16号~18号で川上さんは『北ホテル』という小説を連載したらしい情報もゲット。
「MAKI'S Poem Page」http://www1.nisiq.net/~kz-maki/
こちらに問い合わせると分けてもらえるみたい。

そして詩集はアマゾンなら売っている。
詩集『生姜を刻む』新風舎 1996/11
詩集『酸素スル、春』 七月堂 2005/3

あと「凹む夏」という文章みつけた。
http://www1.nisiq.net/~kz-maki/doujin/epoem/11kawak.htm
そうそう、このリズム。心地いいです。未読の方はぜひ堪能あれ。



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